北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

野見宿禰(のみのすくね)神社

2008-02-16 21:50:10 | Weblog
 天気は快晴。今日は用事を足して、明日こそ東京巡りにしようかと思ったところで、明日は東京マラソンだったことに気付きました。

 まずいまずい、今日行っておかないと明日は都内は自転車では走れないでしょう。そこで今日一日は東京巡りにあてることにしました。

 自転車を背負って、今回は地下鉄千代田線の綾瀬駅まで行って、そこが今日のスタートです。東京の地図で言うとずーっと右上の方にあるのが綾瀬です。

 お昼過ぎに綾瀬駅を出発して、やがて自転車は荒川の土手に到着。荒川の河川敷は野球場やサッカー場がたくさんあって、都民のスポーツのメッカとして大勢の人たちの歓声がおこっていました。

  

    ※    ※    ※    ※

 自転車で都内へどんどん向かって行き、やがて両国国技館の近くまでやってきました。国技館のすぐ東側にあるのが「野見宿禰(のみのすくね)神社」です。

 神社そのものは小降りですが、相撲には大変縁の深い神社なのです。

  

 そもそも日本書紀の垂仁天皇の7年に、当麻蹶早(とうまのくえはや)という男が力自慢をするのに、だれか相手の出来る者はいないかと探させたところ出雲に野見宿禰(のみのすくね)という勇士がいると知り、これを対決させたのが神話の世界の相撲の始まりと言われます。

 この勝負は、野見宿禰が当麻蹶早のあばら骨や腰を踏みくだいて勝ったと言いますから、相撲と言うよりはK-1に近いような気もしますが、まあそれが我が国の相撲の始まりと言われているわけ。

 そこでこの野見宿禰を祀っているのがこの野見宿禰神社で、今でも東京場所(1・5・9月)の2日前の毎金曜日午前11時から、日本相撲協会主催で例祭が行なわれるということですよ。

 境内には富岡八幡宮よりはずっと小さいのですが、横綱の碑が飾られています。まだまだ横綱が増えても対応できそうですよ。

 力があるということは神様に近いということなのです。

  
 
コメント (1)
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