北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

朝日を浴びた下栗の里

2009-10-18 23:51:53 | Weblog
 下栗の民宿「みやした」さんに泊めて頂き、今朝は5時半に起床です。
 早く景観ポイントに着いていないと朝日が昇ってしまいますので、着替えて顔を洗うとすぐに車で飛び出しました。

 車は集落の一番上にあるロッジの駐車場に置いて遊歩道を探します。

 ご主人からは「まだ出来たばかりなんで分かりづらいけど、水道タンクの横を行ってください」と教えてもらいましたが、よく考えると水道タンクがどんな風体をしているのかもよく分からないままに飛び出してきてしまいました。

 うろうろしながら、ちょうど出くわした地元の方に訪ねてなんとかそれらしき道を探し出しました。

 集落の人たちが労役を提供して作り上げた山道を行くこと20分、ようやく展望のポイントに到着。そこから後ろを振り返ってみると…おお!まさにこれこそ夢に見た下栗の里の全景が一望に見渡せます。





 ご丁寧に、眺望の邪魔になる木も切り払っていてくれて絶好の景観ポイントであり写真撮影ポイントになっています。

 まだ朝日も昇る前でしたが写真を撮りながらしばらく見とれていると、カメラ機材をどっさり抱えたご夫婦が以前の山道を降りてきました。

「いやあ、このポイントがこれまでなかなか分からなくて、今日が三回目のこの地の訪問ですよ。ここかー!」と実に嬉しそう。

 早速三脚をセットしながら撮影を開始しましたが、「太陽が照ってくると色が変わりますよ」とのことで、もうしばらく様子を見守ることにしました。

 目の前には南アルプスが広がっていますが、待つこと十数分、その高い山からようやく朝日が差し始めると、おお! それまでは薄暗かった木々の葉の紅葉や黄葉が色鮮やかになりました。

 おまけに集落にもスポットライトが当たったようになり実に色鮮やか! そそくさと帰ってしまわずにいて良かった。セミプロのカメラマンのお陰で実によい風景に出会うことが出来ました。

 離れがたい思いを残しながら宿の朝食へ。今日は一日良いことがありそうです。






コメント
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