阿寒湖畔で、道東の観光関係の集いがあるというので湖畔までやってきました。
今日開催されたのは、道東ドルフィン会という会合で、ANA全日空の販売系の皆さんと、道東の観光・宿泊施設が一堂に会して情報交換と親睦を深めるための集いです。
ドルフィンというのは、かつて中標津空港や紋別空港などで就航していたエアーニッポンの機体に貼られていたキャラクターですが、今やANAに吸収されてしまった今でもこの名前を使い続けています。
ANA系の会合と言いながら、エア・ドゥさんも入っていて、釧路空港でもいよいよこの3月31日から就航される釧路~東京便に期待が高まります。
夕方に行われた例会では、今年度のこれまでのANAさんから見た道東への入れ込み状況が紹介されました。
東京発の便を総括すると、4~5月は前年が大震災で落ち込んでいたことから比率的には大幅な増を達成し、6~9月は釧路・中標津路線が機材の大型化(タイプアップ)を行ったことで、前年比でやはり利用を伸ばすことができました。
下期も、上期の好調を受けて堅調に推移しました。しかし、年が明けてから例年にない寒さが影響してか北海道マーケットはやや伸び。それでもその中にあって道東は好調に推移しているといいますから、数字的には明るい模様となりました。
こうした傾向は中部地区でも同様に堅調な伸びを示しました。
大阪地区での販売でも伸びを示してはいるのですが、中身を分析すると、かつては団体客が6割で個人客が4割という比率だったのが、昨年あたりは団体客が3割で個人客が7割になっているとのこと。
こうした背景にはLCCの台頭などもあり、業界を取り巻く環境の変化にどのように対応するのか、知恵を絞りだしているようです。
またネットでの販促展開としては、ANAマイレージクラブ会員による”Social Sky Park”という、いろいろなテーマごとに語り合うネット掲示板も展開していて、発言はツイッターやフェイスブックとも連携した拡散をするようになっています。
今日はドルフィン会の会合に参加して、やはり発地の現場では必死にツアーを造成したり売り込んだりすることで利用客を取り込む努力を続けているということが改めてよくわかりました。
単に路線を張ればお客さんは来るというような幻想は捨てて、さらに地域の魅力に磨きをかけなくてはいけませんね。
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さて、会合が終わった後の懇親会こそが、こうした会のだいご味です。
一次会はおとなしい宴会で終わりましたが、二次会ではANAの社風が如実に現れる異常な盛り上がりを示しました。
私も盛り上がりに巻き込まれて、ワインのコルクを焦がした炭で顔に落書きをされ、明治の文豪のようになりました(笑)
いずれにしても、こうした人たちのつながりの中で道東の各観光施設は航空会社と連携をしながら人の流れを勝ち取ろうと努力しています。
出てみないと分からない世界がここにもありました。