先日某アウトドアショップに立ち寄ったところ、キャンピングカーフェアをやっていました。
フェアと言ってもキャンピングカーを買うためではなく、レンタカーの案内です。
キャビンタイプの車で車内の見学もできて、最大で大人6人が寝られるようなベッドに、FFヒーター、テレビなど装備も充実しています。
キャンピングカーはもう20年以上も前に一度借りたことがありましたが、今のものは当時とはだいぶ装備も変わっています。
試みに10月末の週末の空き状況カレンダーをホームページで見てみたところ、まだ空きがあったので思い切って二泊三日分での予約を入れてみました。
すると早速ショップから電話があって、いろいろと借りるための条件についての説明がありました。
説明を聞いて意外だったのは「走る距離を一日150㎞ほどに制限させていただいています。もしそれを了承していただけるということであれば正式な予約に進んでいただきます」という言葉。
「それはなぜですか?」
「実はお客様に事故が多く発生しているんです。で、その原因を分析してみると、やはり不慣れな車で長距離を走られることが原因と考えられまして、そこで一日あたりの走行距離を150㎞ほどに制限させていただいているのです。まあ厳守というよりは、三日で450㎞程度とお考えいただければと思います」
「それを超えるとどうなりますか?」
「少しくらいならともかく、大きく超えられるようですとペナルティ料金をいただくことになります」
なんとも不思議なシステムですが、結構脱輪したりこすったり動物とぶつかったりという事故が多くて、次のお客さんが借りられないという事態も発生しているのだそう。
キャンピングカーの楽しみは走られるだけ走って、遅くなったらそこで寝泊まりすることにあるように思うのですが、まあここがレンタルの悲しさ。
本格的にそれをやりたければ自分でお買い求めください、ということなのでしょう。
予約も事前清算が済んだ時点で本予約とのことで、とりあえずお金も振り込んで予約葉できた形になりました。
炊飯器やケトル、鍋など身近な道具類は無料でのレンタルがあり、焚火台など有料のレンタルグッズも用意されていて、必要なものは後から申告することになります。
「料金は夏を過ぎたらオフシーズンで安くなるんですか」
「はい、というよりもハイシーズンが少し高めに設定しているということでしょうか。そして例年なら12月からの冬のシーズンも外国人観光客の皆さんのハイシーズンなんです。外国の方はスキー場を転々と滑りながら旅行するという方が多くて人気が高いんです。ただ今年はコロナのせいで海外インバウンドが期待できないようですね」
そこで季節のはざまで安い期間がこの10月から11月というわけ。
でも予約カレンダーを見ていると多いのは土日で一泊二日で借りるという方のよう。
キャンピングカーって憧れはあるものの、そうそう買えるものではないので、まずはレンタカーでどんな感じ化を見てみようと思います。
さて、150㎞と言われたらどっち方面に行こうかなあ。