北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

僕はいつだって美味しいコーヒーが飲める

2022-02-10 22:53:06 | Weblog

 

 先日、妻が「コーヒー豆を安く売っているところがあるから買ってきて」とお使いの指令がありました。

 欲しい豆の種類と袋の数のメモを受けて、コーヒー屋さんに行きその豆を買ってきた私。

 翌日の朝、コーヒーの良い香りがして出されたコーヒーはほど良い苦みと酸味のバランスが良く美味しいコーヒーでした。

「やっぱり良い豆のコーヒーは美味しいねえ」というと、妻は「それ、スーパーで買った昨日飲んだ豆と同じやつだよ」と大笑い。

「えー?昨日買った豆をすぐに飲ませてくれたんじゃないの?」
「まだ開封した豆が残っているんだからそんなわけないでしょ(笑)」

 妻はさらに「今のあなただったらインスタントコーヒーを出しても、『これ、美味いなあ』って言いそう」と大爆笑。

 いやはや思い込みは恐ろしい。すっかり前日に買った高級な豆のコーヒーを飲ませてくれたものと思い込んでしまい、ひとたびそう思い込めば普通の豆のコーヒーでも美味しく感じてしまうのです。

 思い込めば偽薬でも効くということを「プラシーボ効果」と言いますが、気は持ちようということでしょうか。

 そう言うと妻はにっこり笑って、「あなたはコーヒーの味はどうでもいいんじゃないの」と一言。

 ううむ、僕だけ粉のインスタントコーヒーにされそうですぅ。
 

 

コメント
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