プライベートの釣り仲間で、"ZZアミーゴ"という会合の忘年会。
普段はイベントやフェイスブック上でしか接点がないのですが、今日はじっくりと話し込むことができました。
基本的には釣りの愛好者ということでの繋がりが原点ですが、最後はそういう空気が心地よいと思う人だけの集まりになっています。
いくら趣味が同じだと言っても、気が合う人だけが集まっているので楽しく過ごせるのです。
Sさんは十勝から駆けつけてくれた、道内指折りの釣りガイド。
若い時は釣り道具のショップに努めていたといいますが、本当にやりたいのは道具を売ることではなく、道具を使って楽しむことだと思って、もう30年も前の時代に店を辞めて単身アメリカにわたり、ガイドの修行を積んだのだそう。
アメリカでは、ガイドという職業に対するリスペクトと職業制が確立していました。
「アメリカではガイドになるためにはまず師匠について下働きの時期があります。そこで修行をして、師匠から大丈夫だと思われたところで、一定のエリアを任されるという形なんですね。そうして、ガイド観光が地域の重要産業だという社会の認識ができあがっていますね」
するとまた別な人が、「サクラマスは日本では川で釣ってはいけない魚なんですけど、場所によっては猟師さんが獲っても市場では数百円くらいにしかならないってことがあるんです。たとえばそれを、川を限定して有料で釣らせるなんてことができないかなあ、なんてね。そうしたら全国から釣りファンが押し寄せますよ。日本全体とか北海道全体でも無理だとは思うのですが、限定モデル的にどこかでやれれば良いのですが」という意見。
世界で釣りの名所はたくさんありますが、中でも北海道は釣れる魚の種類が多いことでは比類がないのだそう。
釣りという資源をもっと上手に使えれば、この大地はもっと魅力的になる可能性を秘めています。
飲めば飲むほどにいろいろな考えが出てきて楽しい時間が過ぎてゆきました。
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