北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

還暦同期会 ~ 42年前の自分に何を伝えたい?

2018-11-24 23:35:45 | Weblog

 旭川東高校の同期生の一人であるサカイトシノリ君は画家になり、東京在住。ときどき東京で個展を開催しています。

 しかし何年か前に、「僕らが60歳になるときに、札幌で個展を開催したいので、そのときに同期生で集まって、還暦同期会をやらないか」と提案をしてくれました。

 そして実際に、この週末に道新ギャラリーを押さえて個展を開催中。

☆ サカイトシノリ展 The Border Drawing Project 2013-2018
 https://www.doshin-cc.com/gallery/


 サカイ君の気持ちを受けて、今は札幌に住む同期生かが幹事になって、市内のホテルで還暦同期会を開催しました。


 それぞれが同期生の知り合いに声をかける形で参加を募っていき、ネットで参加者を共有しながらこの日を迎えました。

 サカイ君からは、早く来られる人たちは、18時半からの同期会に先立って、サカイ君の個展会場に集まり、その後に同期会パーティに流れないか、と声がかかり、個展会場もミニ同期会となりました。

 

    ◆

 我々のが卒業した時は、一クラス45名が10クラスあって、450名の卒業生がいます。

「100人集めよう!」と目標を立てましたが、今日集まったのは97人。それでも思いのほか集まった印象です。

 同期会では、会の冒頭で既に亡くなった物故者の名前を読み上げて黙とうを捧げましたが、還暦段階で分かっている物故者は14人でした。彼らの分も生きなくては。

    ◆

 同期会ではいまだにこれまで一度も話したことのない友人がいます。

 高校時代はいくらクラス替えがあっても、たった3年間で全ての同期生たちと会話をしたりはできないものですから。

 それが、卒業後の同期会で初めて話をして知り合いになるということも多く、ずいぶんと時間のかかった縁に不思議な思いをすることもあります。

 今日は、高校の投稿初日に、同じクラスの出席番号がすぐ後ろだったサトウ君から声をかけられて、「ああ、そうだ。コマツ→サトウだったもんな」と42年ぶりの旧交を温めあいました。

 3年生の時には体重90キロくらいある巨漢だった奴がものすごくほっそりして登場したのには、名前を聞いて誰もが「嘘だろ!?」と大笑いしました。

42年も経つと、当時の思い出は、今でも目に浮かぶようなはっきり覚えている記憶と、全く覚えていないエピソードが、人それぞれにまだら模様で、「そうだそうだ」ということもあれば、「そんなことあったか!?」というようなことも多いもので、笑ったり驚いたり。

 何の損得もない楽しいひと時でした。


 最後に挨拶に立った、医者になった仲間は挨拶で、「それでは皆さん健康で…というわけにはいかないと思うので」と笑わせた後で、「健やかに老いることを心掛けてまた会いましょう」と締めました。

 次なる約束は、卒業50周年記念の8年後で68歳の年に決めました。

 みんな、健やかに老いて次回もまたまた顔を合わせましょう。

 42前の自分に伝えたいことは何ですか?(下記の写真真ん中が私)

 

 

 

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