北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

最近増えている「ドメーヌ・〇〇」というワイン、ドメーヌってなに?

2021-03-14 22:43:01 | まちづくり

 

 余市のとあるワイナリーへ行って来ました。

 こちらのワイナリーでは、会員になって1万円を払うと、8年間にわたって毎年1本ずつワインがプレゼントされるという企画があります。

 プレゼントは遠隔地で送ってもらう分には送料がかかりますが、取りに行けば無料。

 我々は夫婦でこちらの会員になっているので、春のこの時期にプレゼント開始のハガキが届くと受け取りに余市へのドライブを楽しみます。

 プレゼントのワインは何種類かから選べるのですが、買えば一本大体2~3千円はするものなので、お得感があります。

 しかしワイナリー側にすれば、こういう形で関係性が保たれていれば何かの時に立ち寄って食事をしたりついでにワインを買ってくれる上客になることが期待されるので、やはりメリットがあるのでしょう。

 今日も、プレゼントワインを受け取るだけではなくやはりついでに2本ほど買い足しました。

 ちょっとした特別な日には良いワインを開けることにします。


     ◆


 余市と言えば以前から、土地が安く気候が良いというので果物栽培が盛んでしたが、生の果物を作るだけではなく、ワイン用ブドウの適地としてワイナリーがどんどん増えています。

 特に最近は「ドメーヌ・〇〇」と名乗るワイナリーが増えてきています。

 "ドメーヌ"とは、小規模ながら「自社畑のブドウのみからワインをつくる生産者」のことだそう。

 ここ余市にはそのドメーヌを名乗るワイナリーが多く、この土地ならでは風土を味わうことができます。

 なかには名の通ったレストランで採用されるほど質の高いワインもあって、余市町内でも簡単に手に入れることは難しいものもあります。

 さらには、あろうことか町内で定価で売られたワインがネットオークションで高値で転売されるような事例もあるらしくて、純粋に地域の味を楽しみたいという気持ちの周辺にはギラギラした人の欲も見え隠れして心が痛みます

 余市町内には、そんなドメーヌワインをボトルで買えなくてもその場でなら飲めるという、その地域コミュニティならではのレストランもあります。

 今日ランチを食べた「Jijiya・Babaya」さんもそんなイタリアンレストラン。

 こちらでは「ドメーヌ・タカヒコ」さんのワインをグラスで飲むことができます。

 お隣のカップルの女性がお昼から美味しそうにタカヒコさんのワインを飲んでいてうらやましかったです。

 ワイン生産地の地域性を生かすって、こういうことも売りになりますね。

 今、余市はちょっと面白いです。

 

 

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