![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/8e/47e4f3cc984dcd3a9164cf45af0512f1.jpg)
さぁて、これが問題です。
能勢医師お勧めの速歩は、
「大股でリズミカル。肘を軽く曲げて前後にしっかりと振る」というスタイル。
私個人流は、
「あまり大股でなく、拇指球で強く蹴らないこと。腕の振りはむしろ小さ目。
一番意識しているのは、足の付け根は檀中(両乳首の中間のツボ)にあると感じ、
胸が引っ張られるように歩くこと。
檀中が引っ張られるから足がついていき、手が後ろに行きます。
肘を前に振ると上半身に力が入ってしまうので、後方に流すよう意識します。
腕の振り云々よりも、膝の曲げ伸ばしよりも、
とにかく、檀中(または鳩尾)から前進すること。
そうすると自然に早足になります。
結果的には、背筋が伸びて能勢医師のいうスタイルになりますが、
動きが違います。
P.135にもう一つインターバル速歩のメリットが紹介されています。
インターバル速歩を行うことで、乳酸が出にくい体になります。
乳酸は、最高酸素摂取量の60%くらいの運動強度から出始めるといわれていますが、
最高酸素摂取量が上昇すれば、その運動強度も増します。
これは、登山が楽に、そしてスピーディーになることを意味しています。
トレーニングの効果は、2カ月目くらいから出てきます。
(中略)太っている方は体重が落ちてきます。それとともに血圧も下がり、
夜、よく眠れるようになります。
冬は身体がポカポカして、夏はこれまでよりも涼しく感じるようになります。
そうして5カ月たつと、10歳若返った体力が手に入るのです。
P.136 トレーニングの効果として、性格が明るくなるということも挙げられます。
ストレスを感じても、それをサラッと受け流せるようになるのです。
これは、体力と同様に心にも余裕が生まれたといってよいでしょう。
この効果は、筋肉が何かのホルモン様物質を分泌しているのではないかと
考えられています。