こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

日本の切り絵 5人のミューズ(北九州市立美術館分館)

2020-01-10 20:06:55 | 美術館・博物館
展覧会のチラシからして、繊細さと緻密さを感じさせる切り絵作品に惹かれて、行ってきました。

チラシの表を飾っていたのは、蒼山日菜さんの「枯れない蓮 スコア― 2010」
スコア―なだけあって、音符も4分音符だけでなく、8分音符、2分音符も切り出されて表現されています。「ヴォルテール」も、文字が美しく表現されていて、素晴らしかったです。

ちなみに、唯一撮影可能なのが、これですね。

次を飾るのは、アールヌーボー風?の動物と花の柔らかい色合いの切り絵。筑紫ゆうなさん。
大抵、無題なので、どれが好きとは言えませんが、カラーながら穏やかな絵になっています。

3番目は、光に透かし出されて2倍以上の楽しみを味わせていただける酒井敦美さんの絵。
暗室で拝見したのですが、光の当たり具合で、絵柄が変わってくるという面白い作品で、可愛らしいものでした。

続いては、スタンダード素朴な切り絵を表現されている柳沢京子さん。
チラシに載っている「安曇野の声」が印象的ですが、「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」も素敵でした。

最後は、松原真紀さんの透明感のある作品群。
これもチラシに載っている「team BLUE」が、素晴らしいものでした。

とても、堪能させていただきました。
明日、明後日、トークショーとサイン会があるようですよ。
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にじいろのさかな原画展in北九州市立美術館別館

2019-07-19 17:12:28 | 美術館・博物館
北九州市立美術館別館で開催されている、マーカス・フィスターさんの「にじいろのさかな」の原画展に行ってきました。

鮮やかな色使いで、銀色の箔が使われていながら柔らかい世界が描かれていて、とても和みました。
物語の内容と共に絵が飾られていたのですが、中でも私は、「しましまをたすける!」が、好みです。
フィスターさんは、「おおくじら」がお好きみたいです。

あと、「ねぼすけふくろうさん」や「ペンギンピート」などの絵もあって、とても楽しめました。

最後の方で、撮影可な動画コーナーがあって、私も撮ってきました。
ロングで撮ったので、ぼけています(^^;)





観覧あとのグッズでは、珍しく絵本を1冊ですが買いました。
「しましまをたすける!」のDVDブックで、DVD無しのと値段が変わりませんでした。
この原画展、お近くにお立ち寄りの際には、ごらんになると楽しいですよ。
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北九州市立美術館本館「ターナー風景の詩」

2017-11-25 20:12:18 | 美術館・博物館
英国の風景画家、ターナーの絵画展に行ってきました。



写真は、リニューアルオープンした北九州市立美術館本館の外観です。

第1章・地誌的風景画の最初「マームズベリー修道院」の廃墟と緑のコントラストに、まず引き込まれ、「ソマーヒル・トンブリッジ」で風景からカントリーハウスまでの眺めを楽しみ、「タウンリー・ホール」で「部屋に飾りたい(^^♪」と思わされました。

第2章・海景―海洋国家に生きてでは、光と影のコントラストのはっきりした「嵐の近づく海景」に惹かれ、「風下側の海辺にいる漁師たち、時化模様」で波の迫力に圧倒されました。
逆に「ヘレヴーツリュイスから出航するユトレヒトシティ64号」に、華やかさを感じました。
あ、そうそう「海辺の日没のホウボウ」のホウボウが可愛いと思ってしまいました。

第3章・イタリア―古代への憧れでは「テルニの滝」で、じっくり見るとヤギの群れが小さく描かれていて、楽しかったです。

第4章・山岳―あらたな景観美をさがして辺りになると、私も疲れが出てきて、かなり見飛ばしてます。

むしろ第5章―ターナーの版画作品の方が、原画と比べて楽しんでいました。ご自身は、版画は暗いので気に入らなかったようですが、版画も原画とは違う魅力がありました。

私は、ターナーの絵は好きだと感じられました。

最後に、今日、美術館前に咲いていた「四季桜」の写真を載せます。

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原安三郎コレクション 広重ビビット(後期)北九州市立美術館分館

2017-10-22 15:51:29 | 美術館・博物館
数日前、「広重ビビット」の後期の展示も見てきました。



ぶれてしまったので、チラシの方の写真も。



「六十余州名所図会」では、「駿河 美保のまつ原」が鮮やかでしたし、逆に、「武蔵 隅田川雪の朝」は静かでいいなと思いました。一方、「江戸 浅草市 後摺」を見ると、前期の「初刷」の艶やかさと素晴らしさには敵わないと感じました。
気になるのは、「美濃 養老乃瀧」や「下野 日光山裏見の瀧」が、木目が水の流れに見えるとはいえ、水しぶきが無いとイマイチ臨場感が無いと思える事でした。
そういう意味では、「阿波 鳴門の風波」は、迫力があって素晴らしいと感じました。

「名所江戸百景」では、「するかてふ」「神田紺屋町」「上野山内月のまつ」「堀切の花菖蒲」「王子装束ゑの木大晦日の狐火」あとは「浅草川山内の町詣」と「深川洲崎十万坪」でしょう。

広重以外の浮世絵もありまして、葛飾北斎の「富嶽三十六景 凱風快晴」と「諸国名橋奇覧 かめゐど天神たいこばし」とか、歌川国芳の「忠臣蔵十一段目 夜討乃図」がいいですね。

再び広重ですが、「東海道五拾三次 庄野 白雨」「阿波 鳴門乃風景」「十二か月風俗 十月(紅葉)」が好きです。

堪能できましたが、疲れました(苦笑)
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「竹宮惠子カレイドスコープ」北九州市漫画ミュージアム

2017-10-09 19:35:56 | 美術館・博物館
北九州市漫画ミュージアムで12月10日まで開催予定の、竹宮惠子さんの原画´&原画展に行ってきました。

どの絵も繊細で美しく、さすが竹宮さんだと今更ながら思いました。

写真OKのコーナーもあり、大泉サロンの再現だったり、今の書斎の再現だったり、細かいところまで観察して、なかなか楽しめるものになっていました。

これは、大泉サロンの再現↓



大きな絵もあったり↓



こちらは、今の書斎の再現だそうです↓

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