こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

大原さんちのダンナさん

2006-02-28 00:00:00 | 未分類
大原由軌子さんのまんが『大原さんちのダンナさん』を読みました。

由軌子さんが外で働き、ダンナさんが主夫業をこなしながら、時々、仕事をしていらっしゃるそうです。
ダンナさんの趣味は、料理。特技は掃除。一緒に暮らしていて飽きがこないし楽しいのだが、
ひんぱんにパニック発作を起こす方だそうです。これって、かなりな精神的苦痛があるようなんです。
もちろん、これには精神科でもらった薬で対応していらっしゃるようです。
外出する時も、施錠やガスの元栓が気になりすぎて、なかなか出掛けられなかったので、
携帯のカメラで撮影して出掛けるようになったとか。
他にも色々エピソードはありますが、それは読んでみてください。

こうして書くと、重苦しい話のように思えますが、ダンナさん、結構人生を楽しんでいらっしゃいます。
外見は怪しげですが、子供好きだし、子供に慕われる人のようです。面白いしね。
精神科に通院しているというと、偏見を持たれる方も多いようですが、風邪で内科に行くのと同じだと思ってください。

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よみきりもの10

2006-02-27 00:00:00 | 未分類
竹本泉さんのコミックス『よみきりもの10』を読みました。

気に入ったのは「うてばひびく のはともかく」と「びっくりの顔が」

「うてばひびく・・・」は、遅刻したり借りていた本を忘れたりしたときに、いい加減な言い訳をする少女の話。
いるんだよな、こういう人。脊髄反射でしゃべっているとしか思えません。
案の定、彼女はひどい目に(?)合いました。

「びっくりの・・・」は、何でも信じて騙される女の子の話。
私も、騙されやすいので、親近感を感じます。

あと、登場人物で好きなのは、「ゆきのわたり」の野澤ちひろ。
女優の高泉淳子さんにそっくりで、かわいくて好みです。また舞台でいらして欲しいなぁ。

今回で最終巻ですが、その理由が「ただでさえ 区別のつかない コミックスが 収拾のつかないことに」
ということらしいです。「中を読んでみないと 持っているかどうかも よくわからない」
「ーっていうか 中を読んでも わからない」(^^;)
連載は続いていて、タイトルが変わっただけだそうです。単行本の区別がつくように。

私も、8、9巻は、買ったっけ?と迷いました。
まぁ、新しいタイトルになっても楽しみにしています。

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エンド・ゲーム 常野物語

2006-02-26 00:00:00 | 未分類
恩田陸さん『エンド・ゲーム 常野物語』を読みました。

拝島時子は、常野一族の末裔。両親は一族の反対を押し切って結婚したため、親戚との付き合いは無い。
父は、時子が幼い頃に裏返されて失踪。母も、会社の懇親会で倒れて意識が戻らなくなった。
母も裏返されたのか?
時子は、以前から困った時には電話するように言われていた電話番号に、迷った末、電話してみる。
その後、次々と一族の者に出会うが、誰が敵か見方なのか。
やっと揃った家族にも、偽りが隠れて見える。何を信じたらいいのか。

読んでいて、とても寂しい物語でした。常野一族の今後もですが、家族のありかたも。
自分だけでも、騙さずに生きて行きたいです。
まぁでも、一応、ハッピーエンドなんでしょうか?

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さくらの境2

2006-02-25 00:00:00 | 未分類
竹本泉さんのコミックス『さくらの境2』を読みました。

二子ちゃんは、ますます甘ったれになってきて、手をつないで登校するのはともかく、
首にキスマークつけるんだもんなー。
あまりの甘えぶりに、同級生のみならず、上級生まで甘えてもらうコツを聞きに来る始末。
ふたちゃん、もてもてです。
さくらさえいなければ、しっかりものの学級委員なんですけどねー。結局、1年生で生徒会長になっちゃうし。

連載のテーマがボーッとしたまんが、だそうなので、今後も、ふたちゃんとさくらはベタベタでしょう。
しっかしさ、竹本さん、女の子同士がいちゃいちゃする話を好んで描いているような気がするのですが、
気のせい?

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オーケストラ楽器別人間学

2006-02-24 00:00:00 | 未分類
気分転換に茂木大輔さん『オーケストラ楽器別人間学』を読みました。

素直に面白いです。楽器によって、そういう性格になりやすいってことですね。
著者が『のだめカンタービレ』に取材協力したそうで、コミックスとつき合わせて読み直したい気分になっています。

さて、第1章の楽器選択運命論で気に入ったのは、あるファゴット奏者。
ここからは妄想。
岩手県の久慈出身、両親は教師。
ファゴットに出会うのは、N響のIさんが、学校の音楽鑑賞教室の仕事で、オケの一員として
あのホールを訪れたときであったそうな(^^;)
ユーモラスな楽器の外見と、目立たぬながら必死に演奏する姿に心打たれ、本番のあと
久慈少年は楽屋を訪れI青年を訪ねる。思いがけずI青年がおなず東北のしゅっすんだど
いうごンどをすったどぎに、こンの少年のこンごろは、きまっていたのす。
「よす、ぼぐもこの楽器やろ!」

このあとは、アルバイトで金をためて楽器を買って芸大にいって(学費が安いから)と、
東北弁で続くのですが、疲れてきたので勘弁してください。
住まいと車と趣味、星座、血液型、干支まで設定されています。
これが、各楽器全てにおいて妄想されていて、面白いです。

後天的に楽器によって性格が形作られるという話や、デートはどのように誘うもしくは誘われてどこに行くのか、
という話もありますし、芸能人にどのような楽器が(性格的に)向いているのかという話も笑えました。

楽器別適正判別クイズというのもありまして、私もやってみたところ、ファゴットに向いているそうです。
次に楽器を習うときにはファゴットにします(^^;)嘘です。楽器がでかそうですし、
教えてくれる先生がどこにもいそうにありません。

平成14年発行ですが、一般書店で購入しましたし、6刷でしたので人気あるのでしょうね。

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