石鎚真子は高校三年生。
大衆食堂『ののや』の一人娘だが、真子が十三歳の頃、父が他界。
十歳の時に義母となった奈央さんが店を引き継ぎ、共に暮らしている。
ある日の夕暮れ、かんかん橋で見知らぬ男に追われた気がして逃げ、幼なじみの岩鞍友哉の自転車にぶつかった。
痴漢と思ったその男は、実は『ののや』の常連客・久本和久のブログ小説のファンで、そこに描かれている津雲に憧れてやって来たと言うのだが・・・。
その男・東山が津雲に持ち込んでしまった一連の騒動も、悲しくも面白く、同時に真子の進路や恋、友情などの青春の悩みも、しみじみと楽しく読めました。
前作『かんかん橋を渡ったら』を読んでいないのが残念ですが、それでも十分楽しめました。
ただ、機会があれば、そちらも読んでみたいです。
大衆食堂『ののや』の一人娘だが、真子が十三歳の頃、父が他界。
十歳の時に義母となった奈央さんが店を引き継ぎ、共に暮らしている。
ある日の夕暮れ、かんかん橋で見知らぬ男に追われた気がして逃げ、幼なじみの岩鞍友哉の自転車にぶつかった。
痴漢と思ったその男は、実は『ののや』の常連客・久本和久のブログ小説のファンで、そこに描かれている津雲に憧れてやって来たと言うのだが・・・。
その男・東山が津雲に持ち込んでしまった一連の騒動も、悲しくも面白く、同時に真子の進路や恋、友情などの青春の悩みも、しみじみと楽しく読めました。
前作『かんかん橋を渡ったら』を読んでいないのが残念ですが、それでも十分楽しめました。
ただ、機会があれば、そちらも読んでみたいです。