こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『もう一枝あれかし』あさのあつこ

2013-11-30 19:59:15 | 本と雑誌
見てくれの良くない武士が、惚れた女子のためにしたこと。
一目惚れで夫婦になったのに、いやそれだからこそ生まれたすれ違いと溝。
藩のため民のために働いてきた武士が、ただ一つ、女子への思いから行おうとした政と、その顛末。
など、江戸時代の様々な身分の人々が、多くの思いを抱えて生き死にする姿が描かれています。

中でも表題作が、とても温かい家庭が扱われているだけに、つらいですね。
もちろん希望も描かれていますが、本当に、男というより武士はどうしてこうも散り急ぐのでしょうね。

どれも、温かさとやるせなさが同居する物語でした。
もう一枝あれかしもう一枝あれかし
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2013-08-30


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もう一枝あれかし

2013-11-30 00:00:00 | 未分類
あさのあつこさん『もう一枝あれかし』を読みました。

見てくれの良くない武士が、惚れた女子のためにしたこと。
一目惚れで夫婦になったのに、いやそれだからこそ生まれたすれ違いと溝。
藩のため民のために働いてきた武士が、ただ一つ、女子への思いから行おうとした政と、その顛末。
など、江戸時代の様々な身分の人々が、多くの思いを抱えて生き死にする姿が描かれています。

中でも表題作が、とても温かい家庭が扱われているだけに、つらいですね。
もちろん希望も描かれていますが、本当に、男というより武士はどうしてこうも散り急ぐのでしょうね。

どれも、温かさとやるせなさが同居する物語でした。

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『ふたつめの庭』大崎梢

2013-11-28 19:38:07 | 本と雑誌
今作の舞台は保育園。
主人公は、保育士の小川美南。
園児たちは起こす小さなトラブルの謎から、物語は始まります。

日頃、大人しい千夏ちゃんが、旬太くんの読む絵本を取り上げた理由。
卒園生の兄が、園内に残したというカードの行方。
園児の親たちの恋のさやあて。
などなど、美南の恋も含めて話は流れていきます。

ハラハラしつつも地に足の着いた温かく柔らかい物語で、とても気に入りました。
ふたつめの庭ふたつめの庭
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2013-05-22


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ふたつめの庭

2013-11-28 00:00:00 | 未分類
大崎梢さん『ふたつめの庭』を読みました。

今作の舞台は保育園。
主人公は、保育士の小川美南。
園児たちは起こす小さなトラブルの謎から、物語は始まります。

日頃、大人しい千夏ちゃんが、旬太くんの読む絵本を取り上げた理由。
卒園生の兄が、園内に残したというカードの行方。
園児の親たちの恋のさやあて。
などなど、美南の恋も含めて話は流れていきます。

ハラハラしつつも地に足の着いた温かく柔らかい物語で、とても気に入りました。

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『うたかたエマノン』梶尾真治

2013-11-27 19:44:02 | 本と雑誌
カリブ海のアンティル諸島にあるマルティニーク島。
以前、この島を訪れた時の記憶を失っているエマノンは、その謎を探りに再訪した。

当時、エマノンに会っていたという女性から、ペレー山に登ったということを聞き、土地の子ジャンを案内に、エマノンの絵を描きたい一心のゴーギャンとゴーギャンを不審に思うラフカディオ・ハーンを連れ、山に詳しいというギョーム爺さんの元へ向かったのだが・・・。

今回は、ジャン少年を主人公にした大冒険でしたね。
そして、それぞれがエマノンに再会できたのかは、読者の心の中に・・・なのでしょう。

また「耳なし芳一」が、そうつながるとは思いませんでした。
エマノンの絵はないまでも、小泉八雲記念館には行きたくなりました。

切なくも面白い物語でした。
うたかたエマノン (文芸書)うたかたエマノン (文芸書)
価格:¥ 1,785(税込)
発売日:2013-11-13


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