こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『虹果て村の秘密』有栖川有栖

2008-03-31 17:33:08 | 本と雑誌

有栖川有栖さん『虹果て村の秘密』を読みました。

上月秀介は推理作家志望、クラスメイトの二宮優希は刑事志望の共に十二歳。
しかし秀介の父は刑事、優希の母は推理作家という面白い組み合わせで、
互いに憧れあっている。
夏休み、優希の母は秀介を優希と一緒に別荘へ招待してくれた。
その別荘がある虹果て村には、様々な虹にまつわる言い伝えがあるらしい。

そんな平和そうな虹果て村も、村に高速道路を通す計画において、
賛成派と反対派に別れてもめているという。

そういう村の中で、殺人事件が起こる。
警察に助けを求めたいが、がけ崩れで町に通じる唯一の道路が寸断されたという。
たまたま村にいた新米刑事と駐在さんが復旧までに対応してくれることとなった。
しかし秀介は、優希に引きずられるようにして、事件解明に乗り出す破目にあった。

途中で、あるヒントで犯人が分かったと思ったのですが、結果はもう一ひねりありました。
小学生に推理で負けてしまいました(^^;)面白かったです。

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虹果て村の秘密

2008-03-31 00:00:00 | 未分類
有栖川有栖さん『虹果て村の秘密』を読みました。

上月秀介は推理作家志望、クラスメイトの二宮優希は刑事志望の共に十二歳。
しかし秀介の父は刑事、優希の母は推理作家という面白い組み合わせで、
互いに憧れあっている。
夏休み、優希の母は秀介を優希と一緒に別荘へ招待してくれた。
その別荘がある虹果て村には、様々な虹にまつわる言い伝えがあるらしい。

そんな平和そうな虹果て村も、村に高速道路を通す計画において、
賛成派と反対派に別れてもめているという。

そういう村の中で、殺人事件が起こる。
警察に助けを求めたいが、がけ崩れで町に通じる唯一の道路が寸断されたという。
たまたま村にいた新米刑事と駐在さんが復旧までに対応してくれることとなった。
しかし秀介は、優希に引きずられるようにして、事件解明に乗り出す破目に。

途中で、あるヒントで犯人が分かったと思ったのですが、結果はもう一ひねりありました。
小学生に推理で負けてしまいました(^^;)面白かったです。

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『天才探偵Sen 公園七不思議』大崎梢

2008-03-30 19:39:49 | 本と雑誌

大崎梢さんの児童書『天才探偵Sen 公園七不思議』を読みました。
『成風堂書店事件メモ』シリーズでおなじみの方ですね。

渋井千は小学六年生。
テストはいつも満点、成績は学年一、診断テストも決まってトップ。
そんな千のあこがれの人が、保健室の万希先生。
今日も、先生にほめられたいがために保健をテーマにした壁新聞を作ろうとしていたのだが、
手伝ってくれる幼なじみの香奈と信太郎に大反対される。つまらないというのだ。

結局、多数決でさつき小学校の学区内にある七つの児童公園に伝わる摩訶不思議をしらべる事になった。
ところが、それが大変な事件につながってしまうのである。

さつき小始まって以来の天才が、大人顔負けの推理をしてみせるのが、
子どもにとっては爽快なのかもしれませんが、
勉強の天才が、そのまま非の打ちどころの無い推理の天才というのも
当たり前すぎて面白くありません。

謎も物語自体も、とっても面白くてワクワクすること請け合いなのですが、
天才でも少し欠点があったり、大きなピンチに見舞われてこそのミステリだって気もするのですが・・・。
続きでは、もう少し難しかったり大きなピンチに見舞われながらも、
それを二人の協力を得ることでようやく切り抜けていく、というような物語が読みたいです。
じゃないと、三人でチームを組んでいる意味が無いような気がします。

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天才探偵Sen 公園七不思議

2008-03-30 00:00:00 | 未分類
大崎梢さんの児童書『天才探偵Sen 公園七不思議』を読みました。
『成風堂書店事件メモ』シリーズでおなじみの方ですね。

渋井千は小学六年生。
テストはいつも満点、成績は学年一、診断テストも決まってトップ。
そんな千のあこがれの人が、保健室の万希先生。
今日も、先生にほめられたいがために保健をテーマにした壁新聞を作ろうとしていたのだが、
手伝ってくれる幼なじみの香奈と信太郎に大反対される。つまらないというのだ。

結局、多数決でさつき小学校の学区内にある七つの児童公園に伝わる摩訶不思議をしらべる事になった。
ところが、それが大変な事件につながってしまうのである。

さつき小始まって以来の天才が、大人顔負けの推理をしてみせるのが、
子どもにとっては爽快なのかもしれませんが、
勉強の天才が、そのまま非の打ちどころの無い推理の天才というのも
当たり前すぎて面白くありません。

謎も物語自体も、とっても面白くてワクワクすること請け合いなのですが、
天才でも少し欠点があったり、大きなピンチに見舞われてこそのミステリだって気もするのですが・・・。
続きでは、もう少し難しかったり大きなピンチに見舞われながらも、
それを二人の協力を得ることでようやく切り抜けていく、というような物語が読みたいです。
じゃないと、三人でチームを組んでいる意味が無いような気がします。

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『ほうかご探偵隊』倉知淳

2008-03-29 20:03:18 | 本と雑誌

倉知淳さん『ほうかご探偵隊』を読みました。

主人公・藤原高時が、朝、教室に入ると何だかざわついていた。
高時の机の上に、たて笛の部品が真ん中だけを無くして乗っていたのだ。
しかし、そのたて笛いわゆるソプラノリコーダーは、五年生になってアルトリコーダーを
使うようになってから、いらない物となっていたのだ。
一体誰がそんないらない物を持っていったのか?

実は、高時のいる五年三組では、このところ連続消失事件が立て続けに起こり、
今回で四番目の被害なのである。しかも、ほとんどいらない物ばかり。
先週から続いているこの不可解な事件。
これだけ続いたら気になって落ち着かない。
そこで、友だちの龍之介くんと一緒に探偵活動を始めた。

二転三転する推理、聞き込みをすればするほど深まってくる謎、敵をあざむくにはまず味方から。
事件は混迷を極め、最後まで犯人が分かりませんでした。
素晴らしい本格ミステリです。
ところで、龍之介くんの叔父さんって誰なんでしょ?やっぱりN先輩?

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