遺品博物館では、寄贈を希望される方と生前に面談し、亡くなられた後でしかるべき遺品を引き取りに伺うが、そこに本人の遺志は反映されないという。
選考の基準は明かせないが、その人物の人生において重要な物語に関わる物を選ぶらしい。
素封家の家の奥様、名士と呼ばれるに足る医師、絶大な人気を持つイラストレータなど、一見、何の瑕疵も無い人々だが、話が進むうちにあらゆる問題が現れてくる。
読んでいると、どちらかと言えば苦い後味の人生を歩まれた方が多いのですが、中にはいい話も見受けられるのが救いです。
さらに最後の書き下ろしで、思いがけない事件が発覚?という事態が発生しまして、最後までハラハラドキドキの連作短編集(ですよね?)でした。
お薦めです。
昨年の締めくくりの読書は田丸雅智さんでしたが、今年は太田忠司さん。
どちらも、短編集でした。
読書初めはどなたにするのかも楽しみです。
来年は、コロナが収束に向かって欲しいですね。
今年もありがとうございました。
選考の基準は明かせないが、その人物の人生において重要な物語に関わる物を選ぶらしい。
素封家の家の奥様、名士と呼ばれるに足る医師、絶大な人気を持つイラストレータなど、一見、何の瑕疵も無い人々だが、話が進むうちにあらゆる問題が現れてくる。
読んでいると、どちらかと言えば苦い後味の人生を歩まれた方が多いのですが、中にはいい話も見受けられるのが救いです。
さらに最後の書き下ろしで、思いがけない事件が発覚?という事態が発生しまして、最後までハラハラドキドキの連作短編集(ですよね?)でした。
お薦めです。
昨年の締めくくりの読書は田丸雅智さんでしたが、今年は太田忠司さん。
どちらも、短編集でした。
読書初めはどなたにするのかも楽しみです。
来年は、コロナが収束に向かって欲しいですね。
今年もありがとうございました。