金木犀

ようやく天候も回復し、ほのかに金木犀の香りが感じられるようになり、
のどかな気分になっています。

ということで、背景を金木犀にしてみました。どうでしょう？

エリアルって、こういう話なのね。

今日、笹本祐一さんの『エリアル』１巻を読んだのですが、
何だこりゃ(^^;)
こんなに事細かに、新宿が破壊されていく描写をしなくてもよさそうなものですが
面白いんだけど頭クラクラ、笹本さん、何考えてんだか。

あと、この１巻、８７年初版なんです。当時生まれていた子が、高校生。
当時、まだＪＲが国鉄だったのですね。
このあとがきで、笹本さんは、連載というと、とてつもない大長編が延々と続くというイメージがあると
おっしゃっていましたが、こんなに続くと思っていらっしゃったのでしょうか？
ちょっと、伺ってみたい気がします。

来年まで、読みおおせるかなぁ？

ＳＦマガジン１１月号

ＳＦマガジンでの小川一水さんのコメント、笑わせていただきました。

私も、職場で星雲賞の話をしましたら「それで受賞して、何が嬉しいの？」と言われましたから(^^;)
割とＳＦ者に近そうなミステリ者に解らないものを、あまり小説を読まない方々に解るわけがありません。
それと小川さん、知りたかったらＳＦを読めって・・・たまに読んだからといって、
解るとは思えませんが・・・。

企画、私も宇宙開発関係のところに行きたかったけど、立ち見ばかりであきらめたんですよねー。
来年こそ、全ての時間を企画を見ることに費やしたいと思っています。
ディーラーズルームは、オープニング前に見ておくとか、工夫が必要ですね。

梶尾さんのパネルでの写真、私も後ろ姿が写っています。

暗黒館の殺人 読了♪

『暗黒館の殺人』上下巻、全て読み終えました。
いやー、面白かった。

あまりといえば、あまりの偶然の一致により生ずる錯誤。
それにより生まれる混乱。
暗黒館の不思議な住人と共に、奇妙な酩酊感さえ覚えさせてくれました。
江南と同じように、狂気の渦に引き込まれそうになりながら何度も自分を戒め、
現実に立ち返りました。
今まで館シリーズを読んでこられた方は、読むべきです。
そして、これを読み終わった私は、もう一度シリーズを初めから読み返したくなりました。
更に、シリーズは続きそうですしね

でもって、遅読でごめんなさいm(__)m

暗黒館の殺人 下巻２００ページ以降

ずいぶん読み進めることができているとは思います。

ここまで読んできて思うのは、この著作ばかりでなく、綾辻さんって、闇の世界の住人なんだな、ということ。

職場で、綾辻さんの写真を見せたところ、怪しいとか胡散臭いという言葉が聴かれたのも、
そういう雰囲気を本能的に感じたのかもしれない、と思うのでした。

そして、その世界を愛する私も、闇の眷属なのかもれません。
いくらホラーが苦手と言っていても、異形コレクションを蒐集していること自体、
怪しいのかもしれません。

そういえば、井上雅彦さんを初めて拝見した時、吸血鬼みたいだと思ったものでした(^^;)