旅をテーマに6人の作家が描いたアンソロジー集。
対馬の母子家庭の少年が、父を探す旅に出たり、演劇の舞台芸術を請け負う人々が、トラックで舞台装置を運んでいる道中の会話など、初めは割と普通だったのですが、他所から飛んできた衛星のために地球が自転できなくなった世界や、水星に人が住むようになった世界など、後半になるにつれて、常軌を逸した世界になって行っているように思えます。
特に好きなのは、森さんの「グレーテルの帰還」のすさまじさと、石川さんの「シャカシャカ」のSFならではのぶっ飛んだところでしょうか?
面白いですよ~。
対馬の母子家庭の少年が、父を探す旅に出たり、演劇の舞台芸術を請け負う人々が、トラックで舞台装置を運んでいる道中の会話など、初めは割と普通だったのですが、他所から飛んできた衛星のために地球が自転できなくなった世界や、水星に人が住むようになった世界など、後半になるにつれて、常軌を逸した世界になって行っているように思えます。
特に好きなのは、森さんの「グレーテルの帰還」のすさまじさと、石川さんの「シャカシャカ」のSFならではのぶっ飛んだところでしょうか?
面白いですよ~。