こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

「秋まで待てない落語まつり」in北九州芸術劇場 中劇場

2024-07-14 20:24:53 | 落語

本日、北九州芸術劇場の中劇場で「博多・天神落語まつり」の前哨戦?「秋まで待てない落語まつり」が開催されました。
明日は福岡市なので、そちらで楽しみになさっておられる方々も多いと思います。

そんな訳ですが、楽しかったですよー♪
まずは四人の師匠方のトークタイムなのですが、月亭八方師匠の話から始まり年齢について、笑点の話、今回の会での順番の話題がありました。
で!今日は、昇太師匠が大分で開催される清水エスパルスと大分トリニータとの試合を観に行くために、本来ならトリを務めるはずの昇太師匠が二番目となり、噺が済み次第、特急で大分に行くとの情報も暴露されてしまいました(^_^;)

そして方正師匠の「宗論」ですが、上方落語のせいでしょうか?少し噺の流れが違いましたが、これも面白かったです。まくらではご自身のベビーフェイスの話になってましたね。

続いては、問題の昇太師匠。
「気もそぞろ」と仰りつつ、まくらでは北九州市民もギラヴァンツを応援しないと!と、やけにそそのかしていらしたのはいくらか途中退場への罪悪感?w
「二十四孝」は、私としては初聴きだったので面白くも嬉しかったです。
今日も新作かと思っていましたし、それはそれで楽しいのですが古典もいいのですよね。
噺のあとは、わざとんごと(わざとのように、演出見え見え)小走りで楽屋にかけ込まれていらっしゃいましたwww

仲入りのあとは、ミミちゃんこと?柳家三三師匠。
業界ではイケメンの部類と仰り、笑いが出た時には「少しムッとする」そうです。
本題の噺は「五目講釈」
若だんなが勘当されて船頭の家に転がり込むまでは別の噺と一緒なのですが、若だんなが講釈師になりたいと言い出し、試しにやってみてからと船頭たちの前で話し出すと意外とまとも?・・・と思ったら、物語はとんでもない方向へ!
SF好きは結構好きになりそうな噺だと感じました。

最後にトリをなさるのは、たい平師匠。
木久扇師匠から彦六師匠に始まり、様々な今は亡き師匠方の思い出話をまくらになさいました。
噺は「今様 替り目」
とーっても面白かったのですが、最後に前座としていらした息子さんと一緒に打ち上げた花火がなかなかの迫力で楽しく、内容がぶっ飛んでしまいました(;^_^A
ごめんなさい。
コメント (2)
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2024年4月7日(金)御堂寄席in西宗寺(北九州市小倉北区川原口)

2024-04-07 20:43:46 | 落語
今日は5日と同じく、柳亭燕路師匠の落語会に西宗寺に伺ってきました。



驚いたのは、なぜか橘家文太さんが飛び入り参加された事。
このお寺から5分のところにお住まいだそうで、燕路師匠にご挨拶にいらしたそうです。
お着物をお持ちな辺りは、参加なさる気満々ですね?www

という事で、開口一番は文太さんで「元犬」
個人的に、この噺のシロが愛らしくてとても好きなんですよ。

続いては、二ツ目の古今亭始さん。
今回は「目薬」をしてくださいました。
こちらはこちらで、こっけいで楽しい噺ですよね?

そして待ってましたの燕路師匠。
5日と同じく「船徳」ですが、何度伺ってもいいですよねえ。
若だんなもいいけれど、船に乗り込んだ客がとても好きです。

ここで仲入りでして、ちょうどお釈迦様のお誕生日4/9だそうですが「花まつり」という事で
甘茶をいただきました。以前4/9に某デパートでいただいた甘茶よりもしっかりお茶が出ていました。

仲入り後は、ウクレレえいじさん。
こちらのお客さんの方が、芸術劇場よりもノリが良かったように思えました。

最後は燕路師匠の「藪入り」
親子の情愛が温かであると同時に、おかしみもある噺で大好きです。

そんなわけでとても楽しい落語会でもありましたが、会の前に法要もありまして同じ宗派でありながら父の実家が遠すぎてそういうものが未体験な私としましては、余計に大変充実した一日でもあったのです。

チラシを持ち帰って母が拝見して一言「このお寺の婦人会は、素晴らしいね」だそうです。
いい一日でした。ありがとうございました。
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2024年4月5日(金)『第十九回 花より落語』in北九州芸術劇場小劇場

2024-04-06 17:28:06 | 落語
昨日、柳亭燕路師匠の落語会に行ってきました。

写真は北九州芸術劇場が入っているリバーウォーク北九州です。
開口一番は、二つ目の古今亭始さん。
今秋には真打になられ古今亭伝輔さんと名前も変えられるそうです。
なので、この会でいらっしゃるのは今回が最後とのこと。
嬉しさと寂しさが相まった心地です。

色物としてはウクレレ漫談のウクレレえいじさんがおいでになりまして、歌も話もとても面白く、驚いたのはウクレレで津軽じょんがら節を弾かれたこと。
いや、津軽三味線で洋楽を弾かれる昨今。
逆があって当然なのですが、意外性とテクニックに驚きました。

肝心の噺ですが覚えているのは「船徳」と「藪入り」でして、もう一つが思い出せない。
どれもとても面白く、目一杯笑わせていただきましたのでいいのですが、少し心残りかな?
でも、充実した一日でした。
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第十七回 博多・天神落語まつり2023【小倉】笑いの花咲か兄さんの会in北九州芸術劇場中劇場

2023-11-03 20:44:37 | 落語
北九州芸術劇場中劇場で開催された「博多・天神落語まつり【小倉】笑いの花咲か兄さんの会」に行ってきました。
天候にも恵まれて・・・というか暑くなり過ぎでしょう?(;^_^A

劇場前はこんな感じです。

開口一番は三遊亭わん丈さんの『荒茶』
今まで三回はわん丈さんの落語を聴いて来たと思いますが新作ばかりでしたので、初古典です。
お濃茶、ドロドロの上にあの状況ならきっついでしょうねえ。
同情しつつ笑いました。
ちなみに出身大学が北九州市立大学だそうで、北方に住んでいらしたとか一生懸命地元を強調なさっておいででした。
今は二つ目でいらっしゃいますが、来春には真打昇進だそうです。

続く三遊亭兼好師匠は『だくだく』
登場がずいぶん明るく楽しそうに出てこられましたが、そういうキャラでしたか?
生で拝聴するのが初めてです。
違和感を感じたのが、絵師に家財道具を描いてもらうところ。
ただで描いてもらうんだー。商売道具を使って正に絵を描いてもらうのに無料なんて図々しいなーと思ってしまうのが今の感覚で、当時はお互いに融通しあっていたのかもしれませんねえ。
基本的には楽しい噺で、私は大好きです。

そして仲入り前は柳家喬太郎師匠。
枕でゴジラの新作映画の話題をなさいまして、内心は落語の仕事どころではないと仰っていました(^_^;)
まあ、そう仰いつつも関西の噺家の方々の前ではやりにくいが今回の小倉にはいないので、と、大阪のおばちゃんの関西弁があやしい?新作『社食の恩返し』をして下さいまして、面白かったです。
今まで料理をした事のない独身社員が、夫の転勤と社食の閉鎖で大阪に帰ってしまうおばちゃんに初めての手料理を振る舞うという噺です。
何ともとんでもない料理を食べさせてしまいますが、現実的に食べられないのは「マリモ」だけ。
というか、北海道出身ならマリモが食べ物じゃないことぐらい分かりそうなものですが(*`Д')

さて休憩時間には、わん丈さんの手拭い販売と同時にサイン会も開かれており「どうしようかな?」と思いはしましたが、今回は見送らせていただきました。
サインはともかく、どうやら大学のお友だちも聴きにいらしていたようで、その光景を微笑ましく拝見していました。

仲入り後の林家たい平師匠は、枕噺に円楽師匠から落語まつりを引き継いだ事による苦労話と笑点のあれこれのネタを披露なさっていました。
噺は古典の『粗忽長屋』
自分が生きているのか死んでいるのかも怪しくなるという、そっかしいにも程がある長屋連中の噺で、笑ってしまいますよねえ。
噺の後にスターマインの打ち上げ花火を生で見せて下さって、そろそろ足腰に来そうだなあと思います。あ、そうそう「青雲」のCMソングも歌って下さいました。

トリの三遊亭小遊三師匠は、枕噺をなさりながらいつもよりネタ選びに悩まれたようで、ご本人ご自身がそう仰りながらもさらに迷っておいででした。
迷いに迷って選ばれたのが『蜘蛛駕籠』
酔っ払いが味があっていいですよねえ。どこまで繰り返すんだとハラハラしながら拝聴していました。

全体としても今日の会は大当たりでした。
とっても面白かったです。
番組表がこれですね。


追記:今回は噺はされず前座仕事に徹しておいででしたが、たい平師匠の御長男(だったかな?)が座布団を返したり、めくりを扱ったりされていました。
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2023年10月16日「西宗寺 お月見寄席」in北九州市小倉北区 西宗寺

2023-10-17 20:30:02 | 落語
15日に引き続いての落語会。
今回は、柳亭燕路師匠の独演会。
仕事後に伺いました。
会場はこんな感じ。

お寺の方に撮影許可をいただいて、開演前に撮影しています。

18時半に始まった落語会。
まずは、二つ目の柳家小はださん。
燕路師匠の兄弟子のお弟子さんらしく、甥弟子?になるのですか?
「代書屋」をなさいました。
・・・えーと(^_^;)ノーコメント。

続いては、待ってましたの燕路師匠。
「しわいや(片棒)」をして下さって、何だかな~の親子で面白かったです。

仲入りが入りまして、ジャグリングのストレート松浦さん。
ジャグリングはもちろん、皿回しや箱?を回したり、色んな曲芸で楽しませていただきました。

そうしていよいよ、締めの燕路師匠。
何と!「芝浜」をなさいました。
やはり、いいですよねえ。こういう人情噺。
莫迦な話や荒唐無稽と言われる噺も大好きでしょうがないのですが、これもこれで本気で「待ってました!!!」ですよ。
大好きです。
体の疲れまでは取れませんが、気持ちの疲れは吹っ飛びました。
大満足の落語会で、帰宅後、幸せな気持ちで眠れました。
ありがとうございました。

空腹と翌日が仕事でなければ、師匠に感想をお伝えしたかったのですが、後ろ髪を引かれる思いで帰宅しました。

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