こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『本好きの下剋上 第五部 女神の化身VIII』香月美夜

2023-03-30 19:53:09 | 読書感想
 
本当に!ローゼマインは、毎回毎回どうしてこうも面白いようにピンチに陥るのでしょう?(^^;)

小説の主人公だから!・・・というのは横に置いても、以前から要注意だったアーレンスバッハが、牙をむこうとしているしねえ。
もちろん、ローゼマインも奇策を持っている辺りが、慣れたなあ・・・というか、何ともはや(;^_^A

それにしても今回、一番のピンチに陥っている誰かさんのこれまでの教育(?)のおかげで、ローゼマインの交渉の腕がかなり上がっています。

次巻は実戦!
結果が楽しみであり、怖くもあります。
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『ヒロコとニャンコと音楽の魔法』谷山浩子

2023-03-29 20:40:57 | 読書感想
 
NHKテキスト「みんなのうた」に2020年からの3年間、連載されていたエッセイに書き下ろしを加えたものです。

それだけに基本は「みんなのうた」に提供した曲と、谷山さんが子どもの頃に「みんなのうた」で聴いてお気に入りだった曲などについて書かれています。

意外だったのは、結構、猫の曲を創っていらっしゃると思っていたのに、ご自身は猫を特別好きという訳でもなく、嫌いでもないという事。
そっか~ナマコが出てくる曲が3曲あるのですねえ。

いつもの白い曲と黒い曲とか、最近の子どもは黒い曲や暗い曲を好まない傾向が強いという話題もありました。

あと、栗コーダーカルテットさんとの対談も、面白かったです。
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二年振りの花見ぃ~。

2023-03-27 20:10:58 | まち歩き
昨年の春、よりによって新型コロナに感染して花見が全くできなかったので、今日はリベンジも兼ねて小倉城に花見に行ってきました。

まず、外観から。

2年前には、城の隣の桜が枯れかけていたのか花数が少なくてもう少し何とかならないかと思っていましたが、今年はたくさんの花で映えていました。

次に坂を登っていき、桜と共に見上げた城です。

下から見上げると、まあまあ迫力がありますかね?
そして、城に向かわず坂道の途中で左の脇道に逸れると、舞姫という桃色が濃い桜が見られます。

こちらが舞姫についての説明ですね。

まだ空がどんよりと曇っていたので写真としてはいまいちですが、昨年見逃した私としては満足のいく花見でした。
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『シャーロック・ホームズ・バイブル』日暮雅通

2023-03-23 20:10:09 | 読書感想
 
いやー面白かったけど疲れた、でも、楽しかった。

シャーロック・ホームズ物語だけでなく、ミステリー読者としても初心者の域を出ない私ではありますが、それでも、ここに書かれている物語の舞台背景、作者であるアーサー・コナン・ドイルの考えと立ち位置などが分かって来ると、一層面白く感じられました。

また、シャーロッキアンと呼ばれる方々や、BSIなどのホームズ団体に所属する方々についても、その遊び心も楽しく、真面目に遊ぶという考えにも、激しくうなずいてしまいました。

一回でもホームズ(正典)を読んでいて興味を持たれた方は、ぜひ、ご一読を!
ただし、五百ページを超えている事は、心して取り掛かって下さい(^^;)

あ、小説ばかりではなく、TVドラマや映画、舞台、ホームズ役の俳優についても、きっちり取り上げていますので、そちらもお楽しみになれると思います。
私は世代的に、ジェレミー・ブレットかなあ?
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『三体』劉慈欣

2023-03-20 19:59:54 | 読書感想
 
舞台は、文化大革命時代の中国。
理論物理学者の葉哲泰が、文革の名の下に興奮した軍人によって殺害された。

その後、哲泰の娘で天体物理学者の葉文潔も罠にはめられ、国家機密とされている場所で閉ざされた生活をおくらなくてはならなくなった。

それから四十数年後、ナノマテリアル開発者の汪ミャオ、もしくはビョウは、警官の史強から数人の物理学者が立て続けに自殺している事を聞かされる。
どうやらそれは「三体」というネットゲームも関わっているらしい。

汪もある人物から「三体」を渡され、その奇妙な世界を体験するのだが・・・。

まさか文化大革命の話から、こういうSF世界に話が広がっていくとは思いもしませんでした。
広大な大風呂敷ですね。
今後、上下巻で続くのですが、まるっきり物理学など分からない私が、どこまでついて行けるのやら。
不安と期待が交錯する中で、次回に続く(時期は未定)


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