大学四年生までそこそこの成績で世渡り上手に暮らせればよいと思うような青年だった岩井戸泰巳は、正に四年で講義をとった槇原カノンに一目惚れ。
最前列で講義を受けるようになった上、そのレポートのために大学図書館で一冊の本を読んだことをきっかけに能力以上のものを書き上げる。
それが彼女の目に留まり、その共同研究者である桐村悟のフィールドワークに同行する事となった。
なーんかその行き先が国が存在を隠している絶海の孤島というだけで怪しいですよね?
しかもその島にすむ住人の風習が、16歳になると片目や片手、片足など、どこかしらを意図的に切断などによって欠けさせるというのですから、胡散臭いです。
もうこれは逃げ場のない殺人事件の現場に他なりません。
さらに、ミステリと共にファンタジーかホラーの要素もあったりして、怪しさ大爆発です。
美と醜、善と悪、正気と狂気が共存する不安定さが恐ろしくも魅力的な物語でした。
森さんの美的感覚や論理がお好きな方には、特におすすめです。
最前列で講義を受けるようになった上、そのレポートのために大学図書館で一冊の本を読んだことをきっかけに能力以上のものを書き上げる。
それが彼女の目に留まり、その共同研究者である桐村悟のフィールドワークに同行する事となった。
なーんかその行き先が国が存在を隠している絶海の孤島というだけで怪しいですよね?
しかもその島にすむ住人の風習が、16歳になると片目や片手、片足など、どこかしらを意図的に切断などによって欠けさせるというのですから、胡散臭いです。
もうこれは逃げ場のない殺人事件の現場に他なりません。
さらに、ミステリと共にファンタジーかホラーの要素もあったりして、怪しさ大爆発です。
美と醜、善と悪、正気と狂気が共存する不安定さが恐ろしくも魅力的な物語でした。
森さんの美的感覚や論理がお好きな方には、特におすすめです。
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