こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

乗り過ごした~ぁ(汗)

2022-04-28 20:45:57 | まち歩き
今日は自宅から小倉まで行くところでしたが、JRを乗り過ごしまして(^^;)
「もういいか、門司港まで行っちゃおう」と、久しぶりの門司港駅。

ずいぶん前に改修も済んではいたのですが、このコロナ禍。1年ぶり以上かもしれません。

昼も近かったし、お腹も空いてきたので、定番の焼きカレーを食べにいくことにしました。
目指すは、焼きカレー発祥の店。と、言っても駅から数分かな?
小さな二階建ての一軒家の二階が、お店です。

案内されたのは、窓から港が見える一人ずつの席でした。
ちょうど、下関と門司港の定期航路が発着しているところが正面に見えます。

早速、頼んだのは日替わりの焼きカレーで、3種のチーズの日でした。
卵も入ってとろけて美味しかったです。

食後は少し散策して、駅構内をいくつか撮影。

また、構内にはスターバックスも入っているので、門司港にちなんでバナナフラペチーノを頼みました。

一休みしたあとは、改札を通ってホームの撮影。

真っすぐなホームに、なぜか癒されたりしました。

怪我の功名で、楽しめました。
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『あずかりやさん 満天の星』大山淳子

2022-04-27 19:46:38 | 読書感想
 
一日百円で何でも預かるあずかりや。

今回は、運に見放され続ける男、「太陽パン」の焼きそばパン、小型犬のルイ、ガラスの靴をあずかりやに預けた女性などを中心に、様々なものを色んな事情から預けようとする人々(?)の人間(?)模様が描かれています。

この本は、読者から「あずかりやに預けたいもの」を募集した上で書かれているようで、なかなか個性的な物語でした。
私としては、金魚と焼きそばパンとルイに心ひきつけられました。

金魚は置いておいて、焼きそばパンは「こげぱん」を思い出しましたし、ルイは我が家の中型犬を大事にしなくては、と自戒しました。
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『大人になる時』草上仁

2022-04-21 19:48:50 | 草上仁
 
今まで雑誌掲載されたものの、書籍化されていなかった作品の中から7作品、アンソロジー集から3作品、書き下ろしが2作品。日下三蔵氏編集の下、収録されています。

私が読んだ覚えのある作品は、アンソロジー集収録の3作品と「野生時代」掲載の中から「ハパンサペナ」です。

中でも「野生時代」の4作品は、日下氏もおっしゃるように確かに粒ぞろいの良作ですし、それぞれに全く味わいが違うのに、深い作品です。

「奇妙劇場」2作品は、これまた秀逸でかなり奇妙です。

「コットン」掲載の「犬のプレゼント」は犬本人の立場からするともっともなのですが、どこか釈然としないものもあります。人間の立場からしか見られない、頭の固い人間なのでしょうね。

「小説中公」掲載の「自分殺し」は妙に現在の時流に合う面がありますし、「妻の味」は深読みがいくらでもできそうですし、逆に単純明快かもしれず解釈が難しいですね。

「SFバカ本」収録の「皮まで愛して」は、草上さんには珍しくエロ・グロ・ナンセンスではありますが、結末がカラッと笑えました。

書き下ろしの「バディ」と「ワクチン」について、前者は文明の発達した昆虫と虫媒花の世界がとても面白く、後者はワクチンについての深い考察がとても興味深かったです。
ちなみに、「シノヅカ教授に千点」と言いそうになったのは内緒です。(篠沢教授ですしね)

最後に日下氏のあとがきによると、やはりこちらでも相変わらず草上さんは新作を次々と送っていらっしゃるとの事。
「異形コレクション」でも、おやりだったとご本人からのメールで伺っておりますし、それぞれの編集者様方には大変とは思いますが、できれば出版してくださると嬉しいです。
「異形コレクション 草上仁 敗者復活篇」とかね?
よろしくお願いいたします。
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『天職は、声優。』日高のり子

2022-04-14 19:45:10 | 読書感想
 
日高さんの幼い頃から子役時代、アイドル、そして声優として生きてこられた今までの様々な葛藤や悩み、やりがいや喜びも含めて語られています。

私にとっての日高さんと言えば、明るくて少しおっちょこちょいな人というイメージがありますが、どうしてどうして、皆を引っ張っていく姐御肌気質もお持ちなんですね。

あと、私が一番参考にしたいと思った言葉は「私、失敗しちゃうので」です。
もちろん、目標に向けて頑張りはするのですが、その上で肩に力が入らないようにほどよく力が抜ける言葉だな、と感じました。
座右の銘にしたいくらい。
自分自身だけでなく、他人と接する時の考え方としてもいいですよね?
要は完璧を求めすぎないという事。
なかなか難しかったりもしますので、気をつけたいです。
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『妖怪の子、育てます』廣嶋玲子

2022-04-10 20:26:48 | 読書感想
 
〈妖怪の子預かります〉の新シリーズ。

千弥が全ての記憶を失い赤子になったため、弥助は赤子に弥吉という新しい名前を付け、育てる事にした。
それから六年後、弥吉はちょうど以前の千弥と弥助の立場が逆になったように弥助を頼り、弥助も弥吉を溺愛している。
相変わらず妖怪の子どもも預かり、にぎやかに日々を過ごしていた。

そんなある日、弥助の大家久蔵の双子の娘たちがさらわれる。
久蔵の妻も妖怪であった事もあり、妖怪奉行所西の天宮の奉行、朔の宮が登場し、捜索にあたる。

なーんか、このお奉行様も何かと言うと月夜公と対立して面白いですし、事が終わってからも弥吉が取った行動を月夜公が溺愛する甥、津弓が真似するので、火に油を注ぎそうで楽し・・・いや、心配です(^^;)
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