こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

茶坊主慢遊記

2012-03-31 00:00:00 | 未分類
田中啓文さん『茶坊主漫遊記』を読みました。

世は徳川家光の時代。
小柄な老僧に身をやつした石田光成公が、腐乱坊といういかつい供の者と諸国を巡り、
ともすれば時代を乱世に戻そうとする人々をいさめながら、世直しのたびをするという物語です。

ご公儀に彼らの始末を命じられたのは、柳生十兵衛。
いつも大事なところで仕損じてしまうのは、真面目で律儀な人柄ゆえでしょうか?
他にも、様々な歴史上の人物や架空の登場人物が、我々を楽しませてくれます。

一つ一つがミステリ仕立ての時代小説。
読んでいて、スカッとします。

昨日は、ログインできなかったので、今日入れるかどうか冷や冷やしました。
無事、入れて良かったです。
昨日の感想、いつも一度紙に書いてからアップするようにしていて良かったです。
ホームページから行けば、もう一つのブログに書き込んではいたのですけれど。

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『猫を抱いて象と泳ぐ』小川洋子

2012-03-30 19:39:38 | インポート

猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫) 猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫)
価格:¥ 620(税込)
発売日:2011-07-08
もう一つのブログにログインできないので、こちらに感想を書きます。

チェステーブルの下で、隠れるようにしてチェスをしていた少年は、長じても身体が成長せず、生涯、人形の中でチェスをし続けた。

これは、そういうお話です。

華やかな舞台に立つこともなく、むしろ顔を隠すような生き方ですが、チェスプレーヤーとして自分の一生を終える事ができたのは、彼にとって幸福だったのかもしれません。

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猫を抱いて象と泳ぐ

2012-03-30 00:00:00 | 未分類
小川洋子さん『猫を抱いて象と泳ぐ』を読みました。

チェステーブルの下で、隠れるようにしてチェスをしていた少年は、
長じても身体は成長せず、生涯、人形の中でチェスをし続けた。
これは、そういうお話です。

華やかな舞台に立つこともなく、むしろ顔を隠すような生き方ですが、
チェスプレーヤーとして自分の一生を終えることができたのは、
彼にとって幸せなことだったのかもしれません。

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高杉さん家のおべんとう5

2012-03-29 00:00:00 | 未分類
柳原望さんのコミックス『高杉さん家のおべんとう5』を読みました。

今回も、美味しいものがいっぱい・・・と言いたいところですが、一品、微妙なものがあるらしいです。
さて、ついに中学卒業を迎える久留里の恋の行方も気になるところですが、相手がハルだからねー。
前途多難ですな。
また、高校での久留里の友だち付き合いがどうなるのかも、気になるところです。
続きが楽しみです。

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傷痕

2012-03-28 00:00:00 | 未分類
桜庭一樹さん『傷痕』を読みました。

51歳でこの世を去った男とその娘・傷痕。
キング・オブ・ポップと呼ばれた彼が周りに与えた影響と、影響を受けた人々の思いと人生を描いています。

内容はフィクションですが、モデルは明らかですね。
鎮魂のための作品なのか、作者の意図は分かりませんが、
一つの時代が終わったことへの再確認という感じがしました。

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