こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『シンリャクモノデ2』竹本泉

2014-06-30 19:28:21 | アニメ・コミック・ゲーム

今回、一番侵略らしかったのは、一話を除くと雪だるまの話です。

でも、一番好きなのは、侵略する側が主人公になった地底人の話「チノソコライフ」です。

あと、「てきぱきワーキン・ラブ」が出張してきた「ごろごろダーラン・ラブ」もうれしく感じられました。

一巻より面白くなっていると思います。

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発売日:2014-06-25

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『通り雨は<世界>をまたいで旅をする』沢村凛

2014-06-29 19:28:29 | 本と雑誌

<アメ>と呼ばれる仕事をしている<わたし>が<カオア界>を訪れて、三世代で牧歌的な暮らしを営んでいる家庭に旅人として泊まり、仕事を果たしていく。
その過程を<わたし>とその家族それぞれの視点から描いたのが、この物語である。

<わたし>の正体ばかりか<カオア界>も含めたこの世界も謎だらけで、頭を?でいっぱいにしながら読みました。

明かされてみると、この世界の形もそれなりに納得のいく、むしろ現実よりもうまくいっているように思えるものでした。
なるほど、死神となるか福音となるかは、本人次第ですね。
面白かったです。

通り雨は〈世界〉をまたいで旅をする (単行本) 通り雨は〈世界〉をまたいで旅をする (単行本)
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映画「超高速!参勤交代」

2014-06-28 20:17:14 | 映画

今日、映画の「超高速!参勤交代」を見てきました。

徳川八代将軍吉宗公が、参勤交代から帰ってきたばかりの磐城国湯長谷藩に対し、本日から五日以内に江戸へ参勤するように命じた。

通常なら八日かかるところを、どうやったら五日で行けるというのか?

まあCMで大体のところはご存知だと思いますが、道々、あらゆる困難や妨害にあいながら江戸へと向かう弱小藩の人々が、面白おかしく、時には人間味あふれる面も描かれています。

面白いです。


Eiga_2014628

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『さよならの儀式 年刊日本SF傑作選』大森望 日下三蔵[編]

2014-06-28 20:14:17 | 本と雑誌

2013年SFマガジン12月号に掲載された草上仁さんの「ウンディ」が収録されています。

「ウンディ」が名作なのはもちろんですが、他の作品も、重鎮から若手までバラエティに富んだ名手が揃っていますので、読むのが楽しみです。

さよならの儀式 (年刊日本SF傑作選) (創元SF文庫) さよならの儀式 (年刊日本SF傑作選) (創元SF文庫)
価格:¥ 1,404(税込)
発売日:2014-06-28

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『満願』米澤穂信

2014-06-26 19:36:16 | 本と雑誌

部下二人を正反対の対応で死なせることとなった警官の告白。
自殺者が多い宿で見つけた遺書の落とし物から、自殺を防ぐには?
生活力の無い夫と離婚する際に二人の娘がとった思いがけない行動と、その思惑。
など、バラエティに富みながらも厳しい内容で、かつ読みやすい短編集です。

中でも表題作は、弁護士が学生時代にお世話になった下宿先の殺人事件がテーマで、刑期を終えたおかみさんのそれまでの行動の理由が私を驚かせました。

面白かったです。

満願 満願
価格:¥ 1,728(税込)
発売日:2014-03-20
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