こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『アルフォンス・ミュシャ展 アール・ヌーヴォーの華』in北九州市立美術館分館

2023-07-19 20:09:25 | 美術館・博物館
リバーウォーク北九州の5階にある北九州市立美術館別館で開催されている、アルフォンス・ミュシャの展覧会に行ってきました。 

割とミュシャ展は、しょっちゅう開催されている印象がありますが、今回は女性の人物画だけでなく男性や子ども、草花や昆虫のスケッチ、メダリオンや紙幣、切手など、様々なものがあって、いつも以上に楽しめました。
今回は、フラッシュを焚かなければ撮影可でした。

こちらは「夜明け」


対になっているこちらは「黄昏」です。

草花のスケッチ

クワガタムシや亀のイラストなどが並んでいます。

日本のイザナギノミコトの扮装の絵もあります。

ボスニア・ヘルツェゴヴィナ館
下は説明文です。

お菓子の缶などです。

メダリオンなど。

皿も多く焼かれたようで、上は彩色
下はモノトーンの同柄です。

カレンダーです

ミュシャの絵を使った紙幣や切手もあります。

当時の絵葉書もたくさんありました。

私が一番気になったというか、欲しいと思ったのは蔵書票
自分の蔵書の見返しに貼るとか・・・本好きには垂涎ものですよ。

とても楽しく、あっという間に見終えました。
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和田誠展(北九州市立美術館分館)

2022-11-21 21:07:39 | 美術館・博物館
北九州市小倉北区室町にある、リバーウォーク北九州5階の北九州市立美術館分館で開催されている「和田誠展」に行ってきました。

私の中では、星新一さんの挿絵や表紙絵、「マザーグースの歌」の挿絵と表紙絵を描いてこられた方、という印象の強いかたなのですが、どちらかと言えば、一般的なのは煙草のハイライトのパッケージデザインの方、と言う方が通りが良さそうです。


上が採用されたパッケージで、下は和田さんイチオシだけど不採用だったものです。


とはいえ、煙草を吸われる方が減少している昨今、それも難しく、料理研究家の平野レミさんのご主人、と申し上げるのが現在は分かるのでしょうか?

ちなみに星さんの表紙などのイラストは、こちらですね。

まあそればかりではなく、ポスターや絵本、雑誌の表紙絵も描いておられますし、和田さんのフォント(活字のデザイン)もあるのですよねえ?


ちなみに上が、前の柳家小さん師匠、下が古いけれどピンキーとキラーズのポスターですね。


今回、何が嬉しかったかって、フラッシュを焚かなければ写真OKなのです♪
平野レミさんも含め、ご家族のご厚意の下、可能になっていると考えられますので、とても感謝しております。
そう言えば、レミさんとの共同作品もありまして、これです。

愛らしいですよね?
もう、じっくり堪能させていただきました。
ただ残念なのは、私の懐具合が寂しすぎる事(^^;)
できれば最低限、図録とマザーグースの日本語訳に曲を付けたというCDと、マザーグース全集は買いたかったですよ(;_;)
軽く、一万円超えますけどね(;^_^A
そんな訳で、予定を全面変更しまして、絵本「ことばのこばこ」を購入するに留めました。
展示を色々と拝見していて、グッズとして並んでいる中で一番、遊び心があって楽しいのではないかと思いましたので選んでいます。

・・・もう一回、観に行ってみるかな?
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「ロートレックとベル・エポックの巴里」展と「きたきゅうコロンブスの冬休み」

2022-01-07 20:18:51 | 美術館・博物館
北九州市立美術館で開催されている「ロートレックとベル・エポックの巴里」と、小倉井筒屋で開催されている「きたきゅうコロンブスの冬休み」に行ってきました。

まず、ロートレック~ですが、ベル・エポックの巴里の時代の画家の中では、私に限ってはミュシャが好きなんですよねえ。他にも素敵な画家さんがたくさんいらして、絵葉書も買ってきましたので載せますね。

あと、きたきゅう~については、文月今日子さんの薄いコミックスを購入してきました。
文月さんの畑にやってきた二匹の猫の猫生が描かれていて、可愛くも切ないものでした。
これですね。

ちなみに文月さんが、9日日曜日に会場にいらっしゃってお話もできるそうなので、お好きな方はぜひ!
また、同じ会場内で販売されていた鉛筆画家の平野隆司さんの動物イラストも素敵で、私は柴犬のイラスト2枚を購入しました。
こちらです。

他にもイラストやアクセサリーなど素敵なものがたくさんで、目移りするくらいでした。
できれば万華鏡も買いたかったのですが、自分で作るタイプのでも5千円なんです。
もちろん、値段に見合った美しい光景が見られる万華鏡なわけで、とーーーっても残念です。
お金貯めなきゃ。

とても充実した1日でした。
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『ショーン・タンの世界展』北九州市立美術館分館

2020-12-19 20:13:59 | 美術館・博物館
小倉北区リバーウォーク北九州内にある北九州市立美術館分館で開催されている『ショーン・タンの世界展』に行ってきました。

オーストラリアの画家で『アライバル』で知られていて、エリックなどの独特の生き物を描く方ですね。
入場してまず、撮影OKのところがあったので、撮りました。

私としては、『アライバル』の「気球と町並み」「巨人の夜」『エリック』の「エリックの庭」今回、初公開かな?の「ロボットふくろう」油彩画の「浜辺で絵を描く子どもたち、ニュージーランド」「風の強い日の黄色い木、パークヴィル」が好きですね。

あと『クマとその弁護士』は、星新一さんだったかな?の牛が話せるようになって「私たちを食べないでください」と言うようになったという物語を思い出させました。

それに、アトリエを再現している展示もあって、撮影OKでした。

このブログは、あまり写真を載せられそうにないので、これくらいで。
今回、どれも楽しくて、とても好みだったので、図録を購入しました。
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「風景画のはじまり コローから印象派へ」北九州市立美術館本館

2020-09-03 20:07:08 | 美術館・博物館

久しぶりに本館に来ました。

歴史や神話の背景でしか無かった自然の風景を、主役とした「風景画」というジャンルが成立した19世紀初頭。
コローなどの風景画の先駆者たちから始まり、バルビゾン派、そして画家がエッチングの技法によって版画という表現を始めます。
そして、ウジューヌ、ブータンなども経て、印象主義が現れてくるまでが、今回の展覧会のようです。

私としては、ベルタンの「風景」や、ラヴィエの盆栽の元になりそうな「平原の老木」が好きです。

コローでは、明暗がくっきりして実際とは位置関係は違うらしいのですが、暗がりから明るい景色が見える「ヴィラ・メディチの噴水盤」柳のうららかな配置が春めいて美しい「春、柳の木々」
やはり、春の穏やかさが伝わる「樹間の小道、春」も気に入っています。
かと思えば、突風にしなる木々を描いた「突風」の動きも好きですね。
あ、そうそう「水辺で洗濯する女性たち」も忘れてはいけません。

バルビゾン派では、シャルル・ジャックの「水飲み場の羊の群れ」が好きです。

画家=版画家の誕生以降では、レオ・ドルーアンの「ジロンド・ラカノー沼」ミレーの「野良仕事」
レオン・オーギュスタン・レルミットの「村にて」では、子どもが、母親に叱られて泣いている光景に見えてかわいいです。

ブータンは「水飲み場の牛の群れ」が、牛が大きくおおらかにゆったりと過ごしているようで、穏やかな気持ちになりました。また、「ベルク、船の帰還」では、船が漁から帰ってきて浜の人々と魚たちを多分市場まで引いていっている光景が、素敵です。

印象主義では、ルノワールの「風景」とマキシム・モーブラの「日没の岩礁」がいいと感じました。

私も、観に行くのが遅くなりましたので、開催が9/6(日)までなのをお知らせいたします。3日後ですね。
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