こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

春風亭昇太独演会in黒崎ひびしんホール

2021-04-18 20:39:54 | 落語
本来なら昨年の秋に開催されるはずだった落語会が延期になって、今日、拝聴することができました。

ただし、元々は北九州芸術劇場だったのが、会場が黒崎ひびしんホールになりました。

地図を見て「うわー、黒崎駅から10分以上歩かなきゃならないかなあ?」というのが、感想でした。
そうは言っても、とっても楽しみにしていた落語会。
嬉々として会場に向かうために黒崎駅に降り立ちましたよ。
で、まずは、ネット検索していたインド・ネパール料理店に下見に。
道中だけでも、閉店している店がたくさんで、商店街が物理的に暗いんです。
戻ってみて、時間までに本屋にでも寄ろうとしたら・・・書店が無い!
本好きには、何よりの衝撃でした。

ま、、まあ気を取り直してカレーを食べに行きました。

迷ったのですが、豆のカレーと日替わりカレーがご飯を間にしてダブルになっているカレーをいただきました。

中辛にしたのですが、思ったより辛さ控えめで少し物足りなかったかな?
日替わりのチキンカレーはそうでもありませんでしたが、豆の方がもう一つ。
ゴルカというカレー店で、他も食べてみないと分かりませんので、また行く機会がありましたら、寄らせていただきます。

さて、会場に向かってみると、かなりひらけたところでコンビニとスーパーが近所にあり、隣りにあったのは図書館かなあ?すでに、戸畑図書館に寄ってきたばかりでしたので、ここでは寄りません。

入館して階段を上がった大ホールが会場ですが、大ホール内には自販機がありませんので、飲み物を確保したい方々は、一階の自販機で前もって購入していた方が楽です。チケットを見せての再入場は可能でしたけどね。

本題の落語会、昇太さんにはつきものの、会が始まる前の挨拶というか偵察というか、ご機嫌伺いで、私服でステージに出てこられてひとしきり雑談をされました。お客さんの雰囲気を知りたいそうです。

そんなこんなで前座には、昇太さんの弟子の昇羊さんが出てこられました。
本当は、田川出身の兄弟子の方に昇太さんがお声を掛けられたそうなのですが、たまたま仕事が入っていたそうで、残念でしたね。結構、ネタにされていましたよ。
噺は「ガマの油」
ガマの油売りの口上が、素晴らしかったです。
噺に入る前のくすぐりの部分が、惜しかったです。

続いては、昇太さん。
枕噺に、近頃、城の仕事が入るようになって、自粛期間中には落語よりそちらの方が多かったとも話されていました。
ただ、城好きの芸能人の方々のほとんどが、天守閣、つまりは江戸時代の城が好きな方が多く、昇太さんは戦国時代の城が好きなんだそうで、そういう題材の時には重宝されるようです。
肝心の噺としては「壺算」
いやいやいや、店主の方もそこで騙されるなよ(笑)
あの悪だくみが、江戸時代に本当に通用したのなら、商人は生きていけませんがな。
フィクションですからね。あり得ない話もあります。

ここで仲入り。
ここを主催している古典落語を守る会の場合、いつもならここで、サイン色紙の抽選があるのですが、コロナ下ですから密の原因になりそうな事は避けたのでしょうね。
昇太さんのサイン色紙、欲しかったです。サイン本はありますけどね。
そこで、お茶を飲んだり、トイレに行っているうちに次の噺の時間が近づいてきたので、客席に戻りました。

再び昇太さん登場。
初めの噺では赤い羽織でしたが、今回は、若草色?の羽織で春らしく爽やかな風情でした。
でも、まくらは奥様との脇差しとひな人形の買い物の攻防?
別に昇太さんの味方をするわけじゃありませんが、ひな人形は五段飾りなのは避けましょう。
毎年の出し入れが大変です。特に、直すときの気分たるや!面倒です。
ご主人は手伝ってはくれませんよ!
せめて、両手で運べるガラス箱入りのセットをおすすめします。
それに、老後の処分も大変だと思います。
現代では、よく施設への寄贈を考えられる方もいらっしゃるようですが、施設もいっぱいです。
私の職場にも二セットあって、もういらないと思います。
あとは、粗大ごみ行きですし、辞めた方がいいです。

本題に戻りまして、話していただいたのは「お神酒徳利」
八百屋さんが、立ち寄った家の女中さん(今ならお手伝いさん)の悪い態度を懲らしめようと、お神酒徳利を隠し、流れから占いの真似事をした事から始まるゴタゴタです。

話は外れますが、このコロナの状況下で飛行機の便数も減っているので、以前なら17時の飛行機で東京に帰っていたのが、今は遅くなっているそうです。
私もね。便数の件で、今朝来られるのかな?前日にいらしていたりしないかな?と思ってはいたのです。
やっぱりでしたね。

ここまで、落語の噺よりも周辺の話題になってしまい、申し訳ありません。
次に昇太さんの会に行く時は、新作も話していただける会も行きたいな、と感じてもいます。
古典も、すっごく大好きなのですが、せっかくの昇太さんなので、1本は新作も聴きたいです。

と、言いつつ、既に次に行きたい会がありますので、内緒にしつつ行く算段を決めておきたいなと感じています。
コメント
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