K RAUM  お料理を主に日々のことを書いています。

教育基本法改正

2006年11月16日


本日配信の安倍内閣メルマガから一部抜粋します。
● 教育基本法への想い
こんにちは、安倍晋三です。
・・・・・戦後教育は、機会均等という理念のもとで国民の教育水準を向上させ、戦後の経済発展を支えてきました。また、個人の権利や自由、民主主義や平和主義といった理念についての教育も行われてきました。
しかし、他方で、道徳や倫理観、そして、自律の精神といったものについての教育はおろそかになっていた点はやはり否めません。・・・・・・
海に平気で空き缶を捨てる子供に対しては、法律で禁止されていなくてもそうした行為は恥ずかしい、やってはいけないのだという道徳や規範意識を身につけさせることが必要です。
さらに、利益にならなくても、海に捨てられた空き缶を見つければ拾ってゴミ箱に捨てる、といった公共の精神を培っていくことも必要だと思います。・・・・・
・・・・・一刻も早い改正案の成立を願っています。(以上引用)


教育基本法改正に道徳心を盛り込むことをやさしくご説明になっているようですが、あまりにも生活感覚のないご発言です。現行の教育基本法の教育活動でも児童生徒が学校周辺の空き缶を集めたり、清掃活動を行っています。しかも、空き缶を利益にならない云々は、政治家としてご自分たちが、容器包装リサイクル法を成立させたことをお忘れなのでしょうか。空き缶はゴミではありません。
戦後、長い期間チッソは水俣湾に有機水銀をたれ流しました。多数の被害者が苦しんでいるのに、政府はなかなか認めようとしませんでした。また、政府は明らかにしませんが、日本の海岸線に沿って50数基ある原発からの排水に微量でも放射性物質が含まれています。海洋に有害なものを垂れ流しをして沈黙する政府の道徳心を総理はどのように説明するのでしょうか。

教育基本法を改正しても現在の教育の問題は変わりません。政府はさまざまな教育問題を教育基本法改正への後押しに利用したようです。ですが私たちは騙されません。安倍政権の本心を

明日の仕事の準備がありますので今日はここまでにします。
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