蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

漆工芸作家の美術館

2006年08月25日 | 安曇野とその周辺
今朝6時の外気温20℃!久しぶりに鳥たちが乱舞狂喜の鳴き声をあげていました

我が家にウルシの群生があるから漆工芸作家の美術館へ行ったわけではありません
安曇野高橋節郎記念美術館に熊谷守一画伯とジョイント展が開催されており、アンリ・マチスの画風に通じる熊谷守一の絵が好きだから・・・
  青空の中、適材適所適時の鑑賞日なり
明科方面へ走る折にみかける建物で、シンプルな外観にいつかいつかと今になってしまった

写真左:正面からの外観。2003年オープンの安曇野市立美術館
写真右:この地域には屋敷林のたたずまいが美しい屋敷がたくさんあります(安曇野の原風景)
涼しげな水辺では、若い女性が黙々と清掃に励んでいた

美術館は生家の敷地内にあり、ご本人にとってはことのほか嬉しいのではと察せられる。茅葺屋根の主家・漆喰壁の蔵も利用されており、こちらは無料で見学できる
塗りなおしているとはいえ素晴らしい土壁の江戸時代中期の古民家である。当時の香りが漂よっているようでした

アトリエは東京だが、題材のイメージは育った穂高の風景や仰ぎ見た星・空・山々、花や蝶です。館内に展示の詩「穂高の四季」からも充分感じられます。作品は年齢を重ねるほど若々しい色とデザインになっている
アンケート協力のお礼や包装止めについてくるシール

ロゴマークは子どもの頃、作家が山で拾って遊んだ土偶です

図書館内に案内映像テレビ、パソコンが8台くらい並んでおり(宝くじ事業から提供とデスクトプに表示があった)ここも入場無料だ
小ぶりなカフェでもあったら長居しそう。11月に墨絵の講座が予定されており、会場は蔵のようだ
芸術の秋にちょっと参加したい気分・・・・

余談:高橋節郎作詩「穂高の四季」の一節から
 穂高の春は好き
  夏も好き
   秋もまた好き
    冬はさらに好き
              ■私の気持ちそのまま・・・・だから安曇野へは四季にお訪ねください
コメント (2)
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