持ち帰りどうぞ!のきり絵。私の部屋を飾る一枚
♪緑の丘の赤い屋根~~~
開放された少年院有明高原寮の「第29回 鐘の鳴る丘コンサート」が、今年も2月最終日曜日に開催された。
今年は昨年よりいっそう多くの観客だったように思う。
体育館に張り巡らした労作は、今年のテーマである”未来への勇気”に因み制作したもの。
手塚治虫の白いライオンをヒントに、生徒自らが少ない時間に精一杯準備したという。
写真で紹介できないのが残念だ。
地元の女声合唱団と、この日のために結成された有明高原寮生徒約20人の男性声合唱団の混声合唱。
沖縄出身のゲスト・ユキヒロさんのミニライブ。
生徒のギター演奏プログラムにユキヒロさんも加わる。
観客と出演者全員で合唱する曲も含めて最近流行の派手なものではなく、思い出のメロディーや唱歌が多い。
生徒にとっては縁の薄い曲だろうに、見事に演奏できるのは第1回から関わる早春賦愛唱会・西山さんのご努力の賜物と深く感謝する。
ゲストのユキヒロさんオリジナルの「今日から明日へ」と「HEIWAの鐘」が全国の高校の音楽教科書に採用されている。声といいトークといい澄みきった風が会場を漂った。
道を誤らねば高校生活で出会ったかもしれない2曲に、生徒達はどんな思いを込めて歌ったのだろう
毎年、生徒や観客の心に残る企画である
来年の30回記念を期に「鐘の鳴る丘音楽祭」にしようと提案された。
穂高住民の寛容と心意気を誇りに思う日である
余談
恒例の早春賦音楽祭(穂高会館)5月23日にユキヒロさんのゲスト出演が決定しているそうだ