蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

ぬかくどおむすび

2010年03月24日 | 安曇野とその周辺
安曇野に限らないだろうが、かまどで炊くご飯は美味しい。におい立つあの湯気がたまらない!
かといって今後、我が家の庭で炊く準備をするかといえば「まず出来ん」だろうと思う。

21日の蔵コンで、
『もみ殻を燃やしてご飯を炊く道具「ぬかくど」への注目が、安曇野市で高まっている。昔ながらの農村生活を伝える道具としてイベントなどで好評』
をヒントに実現した。

アートカフェ清雅のコンサート夜の部にビュッフェスタイルの夕食を・・・とオーナーは考えた。
じゃぁ安曇野が好きでコンサートを開きたいという南風メンバーと観客に「安曇野ブランド・ぬかくどおにぎり」を
提供しようと話が進んだ。でもって協力してくださったのが『等々力おじさん』
とんでもない人に出会ってしまった。

さ~ておたちあい
道具一式軽トラにつんで颯爽とお出まし。降りたったのは・・・身長45センチくらいのワンコ


防風建具、机、勿論かまど、もみがら、水、洗ったお米、塩、ラップ、保存用発砲スチロールボックスが出揃う


手早い準備。かまどの中央に新聞紙、その周りにもみがらをたっぷり入れて点火


水加減は、お釜だから目盛りなんてついてないよ。手と目で計り微調整


全体像


お釜の縁と蓋の隙間から湯気が立つが、たちすぎる。ここでワンコ登場。重しの役目だ


3枡のお米が点火から20分で焚きあがり、甘い香りが漂う


続いておたちあい

テーブルの端にラップを30センチくらい貼り付け、塩をふり、湯のみ山盛り1杯をラップ上にトン。
また塩をふりかけ、風呂敷包みの要領でくるみ、そっと丸める。

だめだめ握っちゃダメ!
むすぶんだよ。関西では”おにぎり”、信州では”おむすび”さね
ほう~

3枡のお米は超おこげを除いて54個の出来上がり。発砲スチロールボックスに保存し出番を待つ

準備開始からきっかり1時間!

まだ続くおたちあい
蔵ではコンサートのフィナーレ。
続いて夕食会
もりだくさんの料理を前に観客、メンバー、オーナー、スタッフ、お手伝いさん(私)のたぶん24名くらいか。
そしておむすび・・・・
『等々力おじさん』もすっかり宴会場に溶け込み、ぬかくどご飯の説明やらお米の美味しい焚き方やら、
安曇野での活動報告など、とても楽しそうだった。よかったよかった。

皆さんからの「美味しい!」の声に「古古米だよ」
薄くスライスしたお餅を混ぜて炊くと、新米と同じような美味しさになるという
ほう~

小さなイベントに、3つの用事を捨ててご協力いただいた。
ささやかでも老若男女がこんな有意義な時間を共有できて嬉しかった。

『等々力おじさん』の息子はどこに? 
チェンソーカービングで製作したワンコだって。いつもそばで見守り、重しの役目をするそうだ

勢いあまって竜馬さんにこのワンコをプレゼント。重いよー
彼は軽自動車に積み込んで、千葉へもって帰りました。

チャンチャン
コメント
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