蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

松島海岸駅

2011年11月19日 | 2011東日本震災
仙台を出て、もうかなり以前に下車した駅へ

懐かしい~という感慨もないほど前で・・・・・
JR仙石線が松島海岸駅の次、高城町駅まで開通している。以北へは代行バスとなる。

海が見えるトンネルの向こうが仙台方面

海岸に近い駅なので、3.11の津波が押し寄せた跡もさぞかしと思ったが、
一見それほどではないようだが・・・



店番の男性がおられたので、尋ねてみた


ここまで水がきました。と柱の赤いテープを指し示す。1.5mくらい。


「前に島があるのでこれですんだよ」
当日撮影のアルバムを見せていただく。
築40年だがしっかりした造りの家屋なので、倒壊はなかったが、屋内の散乱は目を覆うばかり。

親からの言い伝え通り、津波がきたら玄関引き戸を両手いっぱいに開けてふんばり
水を入れたそうだ。
今はすっかり補修が済み、柱が生き証人。
この地区では死傷者は出なかったそうだ。廃屋や広い更地も見なかった。



海岸公園内の松や芝生は所どころ痛み、昔食事した牡蠣船はなかった。




山手へ向かい紅葉と


大きな一枚岩。
手前に、台湾の親日家で李登輝元総統の「平成19年6月 奥の細道探訪記念碑」がある。


子どもの頃耳にしたお名前だ。震災後に届いた手紙をサイトで読んだ

慌ただしい日程で、内陸部の被災現場は訪問できなかったのが、心残りの旅でした。
しかし観光バス客やリュック青年が見受けられ、
また土産店ではちょっと賑わいがあり、忘れられていない実感があった。

阿部蒲鉾店の一番オードソックスな笹かま
「千代」


コメント (6)
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