蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

もう一度雲の平を目指す 5日目

2019年09月11日 | トレッキング
素晴らしい山岳写真は、インターネット上にも写真集にも溢れている。
凡庸な私の写真を何枚連ねても、そろそろ飽きてくる。

小屋で話す登山客たちは、重なる山も眼前の山々も名前をあげながら
お互いに体験談を話す。

私は、ランチを頂いたりガイドさんの作るコーヒーや紅茶を飲みながら
傍らで武勇伝を聞く。

きょうから天候は安定し、晴れ間も覗くようになり、早めに水晶小屋に到着。
先の小屋までの所要時間を考えると、ここで泊まるのが賢明と判断した。

小屋前から槍ヶ岳が見える


水晶岳と右手奥に登山口の高瀬ダム。(あっていると思うんだが・・・)


遠くに前日滞在の雲の平が見えて、今日であればゆっくり散策しより一層楽しめただろうな。
 9/14画像追加
愚痴は言うまい

明日はこの左手をくだり野口五郎小屋へ行く。


丘にあがって水晶小屋を眺めると、結構大きく頑丈そうだ。

ヘリコプターが止まる空間ですが、へりは着地せずスタッフがロープとフックで荷揚げ荷下ろしする。
窓ガラスはかなり揺れそうだなぁ。

これにより小屋運営はかなり楽になったでしょう。
しかしかかる経費はいかがなものかと案ずるが、小屋の修繕にかかる木材運搬他など総合的に
考えると、歩荷さんたちの費用とあまり変わらないことからヘリの運用が急速にすすんだという。

伊藤正一著「定本 黒部の山賊 アルプスの怪」に、
当時のエピソードや山賊のその後について知ることができます。

夕食は名物「お肉と野菜ごろごろカレー」でしたが、
翌日の朝食は連泊の方がおられたこともあり、メニューを変えてくださいました。

お心遣いありがとうございました。

※ガイドさんのランチは「力汁」。お餅2個入りで美味しかったそうです。
※このコースはシーズン中はかなりの混雑のようですが、幸運にも連日一人ふとんです。
コメント
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