蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

福島県矢吹町6

2011年05月11日 | 2011東日本震災
一昨年の里山ハイキングで、失敬してきたフキノトウ3個
裏庭に植えてみたら、今年フキとして再現。植えた本人はすっかり忘れていた


高橋さんからのメール
『そこここで解体が進み、更地が広がって、街が様変わりしています。
反面、危険は承知でも、資金が遣り繰りできない等で、そこに住み続ける人も大勢いらっしゃいます。
復興には義援金が何より有り難いです。
これからも温かく見守っていただけたら幸いです。

自分のこれからの行く末を見つめるためにも、
5月中旬から、しばらく行けなかったインドを再訪することにしました。
知人を頼ってののんびりした一人旅ですが、デリーと北西インドのマナリーを拠点に
3週間ほど滞在する予定です。後藤住職の所へも、とは思いましたが暑さと体力を考えて断念しました。』


そうですか。心機一転の旅ですね。
横浜から戻られてまもなくの震災による運命は、おかあさまの安否を真近に見つめられた、
よき運命でもありましたね。

気をつけて行ってらっしゃい
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Wake up!

2011年05月10日 | 庭まわり
ひと雨ふた風ごとに芽ぶきが輝きます。

ウリカエデの花。これは先住木


サンショの花? これも先住木。いっこうに実にならない


苔の中から顔を出したイロハモミジの実生

イロハモミジの名は、掌状に5~7裂する葉の先を「いろはにほへと」と数えたことから命名されたとか。

ヤマモミジは 掌状に9裂


七変化と呼ばれているもみじもイロハモミジの仲間


ミズナラの実生が成長してきた


タチツボスミレが顔を出す


ヤマボウシよ、今年こそ花をつけて
 

ドイツスズランももう少し


よく似た仲間の中で一番に咲くスノードロップ


次にスノーフレーク


オダマキ。今年は大にぎわいの気配


よそでは枯れてきたというのに・・・もくれん


やっとお目ざめイカリソウ


あちらこちらで勝手に成長する木や花の雑木庭は整理整頓なし

今年の一番人気はリンゴの薪
有明山になりました






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映画「大鹿村騒動記」

2011年05月08日 | つれづれ思うに
大鹿村に300年伝わる、農民歌舞伎を題材にした映画「大鹿村騒動記」。
7月16日(土)全国公開です

村には行ったが、春秋の歌舞伎定期公演はまだ観ていない。

先日のテレビニュースの紹介画面から

青空会場 大磧(たいせき)神社の雰囲気

おひねりが飛び交います

撮影模様


大鹿歌舞伎に惚れこんだ主演の原田芳雄氏


特別出演?。サプリメント広告塔として忙しい三國連太郎さんも出演らしい


参考に:
信毎Webニュース

映画ガイドに:
「大鹿村騒動記」公式サイト

なんといっても、主題歌に忌野清志郎の「太陽の当たる場所」

達者な役者と清志郎・・・・


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もうひとつの「千の風」

2011年05月04日 | 安曇野とその周辺
先月22日の碌山忌
コンサート会場で聞いた三浦久さんの「千の風」

新井満氏の曲を多くの歌手が歌っている。
そして世に広く紹介された
聴きなれた「千の風になって」より納得のゆく響きだった。
東日本大震災、亡くなられた方や今なお行方不明の方々の「鎮魂歌」としてご紹介します


原詩者不詳
訳詩&補作詞・曲:三浦久

私の墓の前に立ち
涙流さないで
私はその石の下に
眠ってはいません
私は風、千の風
大空を吹き渡る
まえがどこにいようとも
おまえのそばにいるよ

春は名のみの風の中に
夏の緑の木漏れ日に
金色に揺れる稲穂の波の中に
きらめき踊る風花にも
私は風、千の風
大空を吹き渡る
おまえがどこにいようとも
おまえのそばにいるよ

私の墓の前に立ち
涙流さないで
私はその石の下に
眠ってはいません
私は光、千の光
いつもお前のそばにいるよ
どんなに暗い道を行こうと
おまえを照らしているよ

私の墓の前に立ち
涙流さないで
私はその石の下に
眠ってはいません
私は鳥、千の鳥
いつもおまえのそばにいるよ
耳を澄ませば聞こえるでしょう
おまえを呼ぶ声が

だから、私の墓の前に立ち
涙流さないで
私はその石の下に
眠ってはいません


「千の風」ノートから転載

「あの鳥が来なくなったわね」と妻が言った。母が亡くなってから数日が経っていた。母が亡くなる一週間ほど前、朝飯を食べていると、見たことのないきれいな鳥がサンデッキの塀にとまった。そして、こちらに顔を向け、家の中をのぞきこむような仕草をした。その鳥はそれから毎朝ほぼ同じ時間にきて、同じ場所にとまり、同じ仕草をした。妻のいうとおりだった。いつの間にか来なくなっていた。火葬の日に庭の柿の木にとまっているのを見たのが最後だった。

人の魂は鳥になって天に向かうという。母は痴呆で入院していた。今思えば、あのとき母は最後の別れを告げるためにやってきたのだろうか。食卓にすわり、あの鳥を見たときの穏やかな気持ちを思い出す。2003年11月12日、母は92年の生涯を終えた。波乱に満ちた一生だったが、母の最期の寝顔は穏やかで美しかった。

「千の風」は明らかに母が書かせてくれた歌である。その数年前から作者不詳の A Thousand Winds というイギリスの詩をもとにことばを書き、曲をつけようとしたが、上手くいかなかった。何とか2番までは書けたが、あとが続かない。母の死後、3番の歌詞が自然と出てきた。1番は風、2番は光。3番は、鳥以外には考えられなかった。


三浦さんの活動拠点、長野県辰野町オーリアッド
このサイトから「千の風」が視聴できます。

「碌山」「次郎」とともに↓このCDに収録されています(全4曲1000円)


CDのお求めはオーリアッド 電話:0266-41-3611 
安曇野市内なら碌山美術館のショップ 電話:0263-82-2094
穂高駅前ひつじ屋さん 電話:0263-82-3888
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