冬になると何故だか部屋に黄色い花を飾りたくなります。クリスマスだから、といって別にライトアップなどするわけでもないけど、黄色は待ち人の色ですよね、幸せの黄色いリボン、幸せの黄色いハンカチ。。。
先週買ったPULPが気に入って、おととい95年のものも見つけたので聴きました。好きな音ですけど昔から音楽は同時代的に聴きたいほうなのでやっぱり今の方が好きかな。
この中の「the birds in your garden」という曲を聴いていたら好きだった映画を思い出しました。(午前6時、鳥たちが歌ってる・・・君は眠ってる、僕は君の庭へ出る、太陽は輝き、空気は冷たく、僕はそこで聴くんだ、君の庭で鳥たちがこの歌を歌い出すのを・・)っていう感じの歌詞です。
映画の始まりはボルドーへ向かう列車の中、4人掛けの座席に見知らぬおばさんなどと一緒にナスターシャ・キンスキーとジャン・ユーグ・アングラードが乗り合わせていて、別にただそれだけで言葉を交わすこともなく、ただ何となくお互いの事が目に留まり、でも駅でふたりは別々の方向へ去って行きます。彼女の方はとあることから病院の教授の愛人となり、彼は偶然、教授の下で働く青年医師でした。・・物語はいいとして、ふたりは逃亡して仏の片田舎でひっそりと村の診療医として暮らすのですが、その家に、、、私は棲みたいな。。。ある休日の午後、ふたりは庭に並んで座り、鳥のさえずる梢を見上げ、木漏れ日に目を細めます。彼女は医師の眼鏡をはずして自分で掛け、「あなたの眼で見たいの」と言うのです。
このシーンを思い出したのです。単純に、森よ、小鳥よ、と歌っているわけではない所に、紆余曲折を経てようやく平穏に辿り着いたこのワンシーンと勝手に共通するものを感じて・・映画は余り幸福には終らないですけど、いえ、彼女なりに幸福をずっとずっと求めつづけたのですね。淋しそうなナスターシャ・キンスキーの笑い顔が忘れられません。
原題は、MALADIE D'AMOURでした。
先週買ったPULPが気に入って、おととい95年のものも見つけたので聴きました。好きな音ですけど昔から音楽は同時代的に聴きたいほうなのでやっぱり今の方が好きかな。
この中の「the birds in your garden」という曲を聴いていたら好きだった映画を思い出しました。(午前6時、鳥たちが歌ってる・・・君は眠ってる、僕は君の庭へ出る、太陽は輝き、空気は冷たく、僕はそこで聴くんだ、君の庭で鳥たちがこの歌を歌い出すのを・・)っていう感じの歌詞です。
映画の始まりはボルドーへ向かう列車の中、4人掛けの座席に見知らぬおばさんなどと一緒にナスターシャ・キンスキーとジャン・ユーグ・アングラードが乗り合わせていて、別にただそれだけで言葉を交わすこともなく、ただ何となくお互いの事が目に留まり、でも駅でふたりは別々の方向へ去って行きます。彼女の方はとあることから病院の教授の愛人となり、彼は偶然、教授の下で働く青年医師でした。・・物語はいいとして、ふたりは逃亡して仏の片田舎でひっそりと村の診療医として暮らすのですが、その家に、、、私は棲みたいな。。。ある休日の午後、ふたりは庭に並んで座り、鳥のさえずる梢を見上げ、木漏れ日に目を細めます。彼女は医師の眼鏡をはずして自分で掛け、「あなたの眼で見たいの」と言うのです。
このシーンを思い出したのです。単純に、森よ、小鳥よ、と歌っているわけではない所に、紆余曲折を経てようやく平穏に辿り着いたこのワンシーンと勝手に共通するものを感じて・・映画は余り幸福には終らないですけど、いえ、彼女なりに幸福をずっとずっと求めつづけたのですね。淋しそうなナスターシャ・キンスキーの笑い顔が忘れられません。
原題は、MALADIE D'AMOURでした。