星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

50歳の Bowie と Lou 

2016-01-28 | MUSICにまつわるあれこれ
あの日以来、、 精神状態の UP & Down が激しくて…

あの日 とは言うまでもなく…

、、ずっと飲まないでいた抗不安薬のお世話になることがまた増えてしまった。。(心臓のお医者さんから処方してもらってるのだからヘンな薬じゃないよ)

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昨夜、 ボウイの「5つの時代」というTVを見てて、、 あらためて気づかされたのは、、 「レッツ・ダンス」83年 の後のシリアスムーンライトツアーのコメントの時、 ボウイが、、

それまでのホールから アリーナ、スタジアムへ、と、日に日に会場が変更されていって… って。。

、、あ、、 そうだったんだ。。 そう言われてみればそうだったんだ。。  
60年代後半~70年代ずっと、、 ボウイを雑誌で見ない月は無かったし、 アルバムを聴かない年は無かったはずなんだけど、、 (TVでも言ってたように) ボウイは「カルトヒーロー」であって、 「スター」では無かったんだ。。。 と、、  そんな風に思った事、 無かったな。。 でも 実際そうだったんだ、、ね。。

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、、たまに、、 なんでもないのに ボウイの歌が頭をぐるぐる巡ったりして パニックを起こしそうになるので、 あまり映像とか見ないようにはしているんだけど…  でも twitter  を開けば否応なしに情報は入ってくるし、、 見なければ海外の情報とかまったく入らないし…

、、こないだ、 何かの関連映像で ボウイの50歳誕生日ライヴの ルーとの共演があったので つい懐かしく見てしまった。。

97年、「アースリング」の頃。。
実際に映像を見たのは、 私は数年後だったと思うけど、、たしか自分がまだ30代で、、 だから ボウイ達が50代、、 というのを見ても何とも思わなかった。 ルーが、 子犬のようなつぶらな瞳で ボウイをじっとじっと見つめているのが可笑しくって可愛くて、、 けらけら笑いながら見ていたっけ。。。 アースリングの時の ボウイのあの顎ちょび髭はオヤジ臭くてヤだったし、、(笑 

、、でも 今見ると、、 この時 ボウイ50歳だったんだ。。 そのボウイが、、 ボウイも、、 ルーも、、 もういない、、なんて。。。 って、、 本当にまたつらくてパニック起こしそうになって…

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おととし、 メイナード(TOOL, APC)の50歳バースデーライヴの様子をここに書いたし、、 こないだ死んだ スコット・ウェインランドは48で、、 その時「48なんかで死んじゃダメ!」って書いたけど、、 それは (若過ぎる)という意味より、 48にもなって薬やアルコールで死ぬなんて大馬鹿… 、、って意味だったんだ、、 あの時まだ死因は発表されてなかったけど、 ツアー中に死ぬなんてそれ以外考えられないもの。。 ほんと、48にもなって、、。 そんなものは20代で卒業するもの、、、

、、などという思いや、 先日 rolling stone誌のサイトで読んだ NINの トレント・レズナー(彼も50歳だね) のボウイ追悼記事のことや、、 いろいろが頭をよぎる中、、 ↑のボウイとルーの共演映像を見ていて、、 この二人が50代になるまでの30年間に築いたものって、、 本当に今どきのアーティストとは比べ物にならない程、、 そして同時代のビッグアーティスト達と比べても、(そして私自身にとっても)、、 とてつもなくアーティスティックでめまぐるしくて (ほんとに自分に)重要な ものだった、、 と感じ入るのでした。。。

、、 淋しい、、 

ほんと、、 さみしくてたまらない。。