love


神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

ちょっと気になっています・・・

2003-05-07 | インポート
毎週水曜日は「国際交流ラウンジ」でのボランティアの日です。

朝8時に家を出て、夕方6時に帰ってきました。
一日中は、ちょっと疲れる・・・が、それ以上に、今日は自分が「いやな人」になってしまったから、余計に疲れた様な気がします・・・

朝、駅で中学時代の同級生を見かけました。
彼がベンチに座っているのを見て、「ハッ」としたのです。余りにも痩せていて、元気がなくて・・・
声をかけるのをためらい、目が合わないように、あわてて別の車両に乗ってしまいました。

「どうしよう・・声をかけるべきかしら・・・」と悩みつつ、「降りる駅がいっしょでありませんように」と願ってしまった私です。

「元気?」ってどうして声がかけられなかったのか、自分でも不思議なのです。
今までは、どこで会っても「どうしてるの?」とか、同級生のお話とかを、気軽にしてたのに・・・

なんだか、モヤモヤした気持ちで、一日中すごし、帰りの電車に乗りました。
駅の階段に向かう途中、何人か前に「彼」の背中を見つけました・・・
急いで駆け寄ろうとしたんですが、その背中の小ささに、またもやたじろいでしまった私。

結局、声もかけずに帰ってきてしまった自分の気持ちが分かりません。
ただ、イライアラとし、気になっています。

すごく優秀だった彼は、大学を卒業後、大手ゼネコンに勤務し、5~6年位前には、新聞に異動が載るほどの地位にまでいたんです。
それが、こんな経済状態ですから、早期退職をしたと聞きました。
体調も壊し、入院、手術をしたとも・・・

「風を切って歩いていた」というころの彼を知っているだけに、声がかけられなかったのかもしれませんが・・・
そんなこと、関係なく「元気でやってるの?」って、なぜ一言声をかけなかったのだろうと、気持ちの小さい自分をせめています。