prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「誰も知らない」

2004年09月08日 | 映画
全盛期の日本映画が最も得意としたビンボーリアリズムの復活の観。もっとも、昔のビンボーリアリズムは実はものすごい技術の豊かさの上に成り立っていたのだが、ここでは日本の一般の生活空間が一応豊かになった中で、それが荒廃していくという形で貧しさが描かれている。
バックに富がないと、貧乏も表現しにくいのか。
主役の子は見せる芝居ではなく見られることに徹している。

写真は上映中のシネリーブル池袋のすぐそばの閉店したイタリア料理店。
(☆☆☆★★)

打ち上げ

2004年09月08日 | Weblog
「あなたの隣の恐い話」六本木a lifeにて打ち上げ。場所がわからず交番で聞くと、今日何かあるのですかと言われる。
試写を兼ねていて私が脚本を書いた4本のうち3本を見るが、飲み食いしながらなので落ち着いて見られない。我ながら極端に台詞を少なくしてあるもので、ほとんど環境ビデオかと思うほど。ざわついているので音響効果は判断不能。評価は後日改めて。リリースは来年1月から。

二次会で、猿岩石の片われが引退してホストクラブを経営しているとかいう噂が出る。ホントかね。