昭和33年の大阪の在日を再現したオープンセットが見もの。在日たちがまたやたらと喧嘩して歌い踊って豚の脳ミソや胎児を平気で食べて鉄屑を盗みまくってとヴァイタリティ満々で、ビンボったらしい感じがしない。少しセットも映像も立派すぎる感じもするが、それが狙いなのかもしれない。
音楽に「マイ・ダーリン・クレメンタイン」を使って(この頃には「荒野の決闘」はとっくに公開済みだろう)国境を越えたリリシズムを出している。
ススキの原など今の日本にこんな場所あるのかなと思ったら、韓国で撮っているらしい。エンドタイトルにずらっと韓国系の名前が並ぶ。
大阪が舞台で、在日たちが鉄を盗んで売り捌くっていうのを見て、小松左京の「日本アパッチ族」の意味がやっとわかる。
(☆☆☆★)
本ホームページ
音楽に「マイ・ダーリン・クレメンタイン」を使って(この頃には「荒野の決闘」はとっくに公開済みだろう)国境を越えたリリシズムを出している。
ススキの原など今の日本にこんな場所あるのかなと思ったら、韓国で撮っているらしい。エンドタイトルにずらっと韓国系の名前が並ぶ。
大阪が舞台で、在日たちが鉄を盗んで売り捌くっていうのを見て、小松左京の「日本アパッチ族」の意味がやっとわかる。
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