prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「奥様ご用心」

2004年10月25日 | 映画
「望郷」「ノートルダムのせむし男」「昼顔」「奥様ご用心」「太陽がいっぱい」。
スバル座で上映中のフランス映画特集のラインアップだが、高名なフランス映画という以外になんか統一性がないと思っていたら、全部プロデューサーがロベルトとレイモンドのハキム兄弟なのだね。なんだったら(悪名高い)をつけてもいいヒトたちだが、プロデューサーの功績とはこういうものかと思う。

ジェラール・フィリップがやたらと色々な女性とアフェアを繰り広げるわけだが、ゾラ原作のせいか脇筋が多くて軽妙洒脱とはいかず案外重ったるい感じ(あと金の話が多い)。
1957年製作だが、プリントはとびきりきれい。あと後ろ姿とのオールヌードやバストトップなどもちゃんと写っているのは意外。
(☆☆☆)


余震、治まらず

2004年10月25日 | Weblog
自衛隊が20000食分炊き出して配るという。すごい数に聞こえるが、避難している人が8000人を越えているのだから2,3食分にしかならない。大変な話だ。これで家が壊れたままで冬場になって雪でも降られた日には、どうするのだろう。
新潟というと角栄の地元という印象がいまだに強いのだが、娘の真紀子は何かするのかな。あてにならない気がするのだが(するつもりがあったのなら、もうやってるはず)。
で、自分は何をするかというと、気が向いたら募金する程度なのですけどね。