自分の手に火をつけてしまったり、走っている車のルーフ上のビニール袋に入れた金魚がいて、止めたら落ちて死んでしまう、という場面など、妙に自分にも他者にも痛みを感じなくなっているオフビートな描写から始まり、調子は変ながら次第に生きている実感を取り戻していく構成が明確で、基本的にセンスで見せる映画ではあるがセンスに溺れていない。
ヒロインが高齢者タクシーのドライバーという設定や、中産階級が取り残されているうちに貧困層になってしまった感じなど、案外将来の日本のよう。
期せずして日本の「インストール」みたいなエピソードも出てくる。
デジタル映像だというが、スクリーンで見るとどこが違うのかわからず。悪く映像に凝っていないのはいい。
(☆☆☆★)
君とボクの虹色の世界 - goo 映画
君とボクの虹色の世界 - Amazon
ヒロインが高齢者タクシーのドライバーという設定や、中産階級が取り残されているうちに貧困層になってしまった感じなど、案外将来の日本のよう。
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