prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ファイヤーウォール」

2006年04月13日 | 映画
先端ハイテクものかと思いきや、かなりオーソドックスなサスペンス・スリラー。
家族を人質にとって一家の主人を勤めにやらせて利用するあたりは、「必死の逃亡者」ばり。ああいう頼りになる父親役をやるとなるとハリソン・フォードもサマになる。老けた分だけハイテクで補っている感じ。

犬がふらふら出歩く癖、ラジコンカー、息子のアレルギー、など序盤に張られた伏線が後で全部立ち上がってくるあたり、なかなかよく考えていて嬉しくなる。
これでもかこれでもかと危機と見せ場が続く割に、あまりCGや爆発に頼らないのでモタれない。
最後には肉弾戦になるあたり、ハイテクよりそっちの方が映画向けだとわかっているみたい。
(☆☆☆★★)



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