もともと結末はわかっている話だし、後になってからインタビューの様子を回顧するフラッシュフォワードが入るので、ドラマの意外性や盛り上がりより、何がこのインタビューの決め手になったのか、という分析的な見方になる。
とすると、必ずとも納得できる描き方ではない。深夜の電話はフィクションであることがかなりはっきりしているし、テレビ映えするか否かが決め手になったという解説はやや後付けの理屈、という印象はぬぐえない。
それと、テレジェニック(テレビ映えがする)人物がやたら得をする社会構造というのが、そりゃそうだろうと思う一方でそういうはっきり言ってバカげた価値観が横行する中、納得できない分、どこかすっきりしない。
ニクソンのしたたかさ、コンプレックス、などをひっくるめて、現実の人物としてはともかくドラマのキャラクターとしては魅力的に描かれている。政治家としての力量・功績はあるのだし。
謝罪にこだわるのは日本だけではないらしい。
(☆☆☆★★)
本ホームページ
フロスト×ニクソン - goo 映画
とすると、必ずとも納得できる描き方ではない。深夜の電話はフィクションであることがかなりはっきりしているし、テレビ映えするか否かが決め手になったという解説はやや後付けの理屈、という印象はぬぐえない。
それと、テレジェニック(テレビ映えがする)人物がやたら得をする社会構造というのが、そりゃそうだろうと思う一方でそういうはっきり言ってバカげた価値観が横行する中、納得できない分、どこかすっきりしない。
ニクソンのしたたかさ、コンプレックス、などをひっくるめて、現実の人物としてはともかくドラマのキャラクターとしては魅力的に描かれている。政治家としての力量・功績はあるのだし。
謝罪にこだわるのは日本だけではないらしい。
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