prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「悪夢探偵」

2011年08月06日 | 映画


夢の中に入っていく手順というかノウハウがどうもはっきりしなくて、荒唐無稽なりのルールとか法則がないとうまく場面が展開しない。
とはいえ、ノイズィな音響効果は強烈で、単純なスプラッタとは一線を画す。

警視庁のキャリアーにモデル型美女というのはあまりにリアリティがないが、文句言っても始まらない気はする。だけど警察権力をふるうわけでもないから、なんでこういう設定にしたのかと思う。

松田龍平のもともと異人がかった柄(父親ゆずりと言うべきか)が、悪夢に入り込める探偵という役にはまっている。
(☆☆☆)

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