一作目とは趣向を変えるのはいいけれど、ゾンビを撃ちまくるシューティングゲームみたいになったかと思うと「エクソシスト」みたいになる展開にびっくり。木に竹を接いだようとはこのこと。
フェイク・ドキュメンタリーって、一見無技巧に写す、写ってしまうものを前面に出すことでリアリティを出す効果があるのだけれど、人に取り憑く「目に見えないもの」を表現するのにはどうも合わない。
ビデオ映像にこだわった分、カメラアングルやつなぎが不自由になって、意外なところからゾンビが襲いかかってくる、というのも繰り返されると手詰まりになってくる。
(☆☆★★★)