prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

2011年7月に読んだ本

2011年08月01日 | 
prisoner's books2011年07月アイテム数:15
<中東>の考え方 (講談社現代新書)酒井 啓子読了日:07月09日{book['  rank'  ]

珍獣の医学田向 健一読了日:07月09日{book['  rank'  ]

死に方の上手な人 下手な人 (集英社文庫)フレディ 松川読了日:07月22日{book['  rank'  ]

人間の覚悟 (新潮新書)五木 寛之読了日:07月22日{book['  rank'  ]

悲劇の名門 團十郎十二代 (文春新書)中川 右介読了日:07月27日{book['  rank'  ]

大いなる眠り (創元推理文庫 131-1)レイモンド・チャンドラー読了日:07月30日

秘史「乗っ取り屋」 暗黒の経済戦争 (だいわ文庫)有森隆,グループK読了日:07月30日

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「サンザシの樹の下で 」

2011年08月01日 | 映画
チャン・イーモウがおなじみの強烈な色彩を排して、モノトーンに近い抑えた画調で、ヒロインのチョウ・ドンヨィに華奢な身体で肉体労働させるところを何度も見せたり、何かの冗談かと思うくらい性知識がなかったりと、これでもというくらい純情可憐な初恋物語が描かれる。純情可憐のてんこ盛りという感じ。

鼻の頭を押してへこんだまま戻らなかったら処女、なんて処女判定法(?)が出てきたのにびっくり。中国にもあるのね(あるいは中国から伝わったのか)。

文化大革命で農村がこんなに親切に学生を受け入れたのかいな、という気はする。労働力にはならないし食い扶持はかかるしで、迷惑がられたと聞くけれど。ちなみにイーモウ自身は文革で下放された時の生活になじめたらしい。
(☆☆☆★)

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