旅に出るメンバー何人かなと思って数えたら、騎士二人、僧、御者、案内人の泥棒、若者、そして檻に入れられた魔女と全部で七人。それからラストが剣を墓標代わりに突きたてた土まんじゅう。やはり「七人の侍」と関係あるのですかねえ。内容は全然関係ないけれど。
魔女が本当に魔女なのかどうか、といった興味は一応あるけれど、檻に入れられっぱなしなのでサスペンスはあまり効かない。古い橋を渡るシーンで檻を捨てて出すかどうか迷うのだが、ここ出さないと変でしょう。
画面には一応中世の物語らしい重厚感は出ている。
しかし神さまの側に立つ連中の方が十字軍とか魔女狩りとかよっぽど悪魔的な真似をしているのに、最終的になんかうやむやになりますね。
(☆☆☆)