prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ブエノスアイレス」

2015年09月24日 | 映画
レスリー・チャンとトニー・レオンのゲイ・カップルの話なのだけれど、レスリーが自殺した後になって見るとどうも落ち着かない。実際にゲイだったことをカミングアウトしていたわけで、それが自殺の原因というわけでもないのだろうが。

タンゴを踊るシーンというのもあるのだけれど、これがアストル・ピアソラの「MILONGA FOR THREE」というのがいかにも20世紀末のオシャレ映画というセンスだなあと思わせる。ピアソラが最初ムチャクチャに本国では叩かれた(道を歩いていたら「タンゴ殺し」と罵られたとか)ことをなまじ知っているものだから、微妙なズレを感じるのだね。

もともとウォン・カーウァイは苦手だったのだけれど、時間が経って見ると昔のCMを見るような懐かしさがある。



本ホームページ


ブエノスアイレス@ぴあ映画生活

映画『ブエノスアイレス』 - シネマトゥデイ

9月23日(水)のつぶやき

2015年09月24日 | Weblog

これからの人生 #1日1本オススメ映画 収容所経験のあるユダヤ人の老女とアラブ人の少年との複雑なニュアンスに彩られた交流。すっかり太ってえっちらおっちらアパルトマンの階段を上っていく姿からシモーヌ・シニュレが年輪を重ねた名演を見せる。 pic.twitter.com/8nDYOe5c0m


庵野×樋口版「ゴジラ」に長谷川博己&竹野内豊&石原さとみ!タイトルは「シン・ゴジラ」に決定 #映画 #eiga eiga.com/l/MbCEQ  シン? SIN=罪かと思った。エヴァ寄りの解釈か。


自衛隊南スーダン派遣のニュースを聞き、今週フランスで公開の、『ダーウィンの悪夢』の監督によるスーダンに関するドキュメンタリー"We Come As Friends"を見た。2014年の作品でサンダンスやベルリンなど多くの映画祭に出品。wecomeasfriends.com/eu/awards/

家畜人六号【小暮 宏】さんがリツイート | 22 RT

この作品の「友達なった」私たちは南スーダンの石油など自然資源の利権を搾取するアメリカや中国だが、新しい植民地主義でしかない。「発展の手助けをしながら金儲けをする」とアメリカ企業の社員。スーダンの人々の貧困はすさまじく、土地から追い出されて墓場で暮らす人たちの横を国連の車が通る。

家畜人六号【小暮 宏】さんがリツイート | 16 RT

@yapoono6 あと、「シン・シティ」に字面がちょっと似ているものね。進撃のシンでもあるのだろうけれど。


忍者と悪女 #センスのいい邦題 原題はRaven なんとエドガー・アラン・ポーの詩「大鴉」。詩を映画化するというのも凄いし、どこをどう叩くとこういうタイトルが出てくるのか。大蔵貢社長時代の大蔵映画配給。あと、タイトルではないけれど江戸川乱歩というのもよくできた名前。


スーダンがビンラディンを匿っていたのに対してアメリカが経済制裁していた隙に中国が石油欲しさに手を突っ込んでぐちゃぐちゃになってる責任だか利権だかを保全するのに日本の自衛隊が出るというドロドロ状態。 #ss954