ニコラス・ケイジが自分自身の役を演じて、 しかも彼の大ファンであると同時に 犯罪組織の幹部で某国の大統領の娘を誘拐して立候補を断念させようとしている悪人のもとに CIA の要請で潜入するという無茶な任務につかされ、さらにその幹部がケイジ主演のシナリオを書いていてその内容自体がこの映画のベースになって、映画の進行と共に書いている内容が変わってくる、という、こうやって書いているとひどくややこしく思える構造なのだが、見ている間はすらすら呑み込めるように出来ている、普通の娯楽映画として見られるのがいい。
似た趣向だった「その男、ヴァン・ダム」ほど自虐的ではない。
昔、渋谷のまんだらけで大型のガメラのフィギュアに ニコラス・ケイジ様 お買い上げという札がかっていたけれどもあれは本当のニコラス・ケイジだったのだろう。
とにかく浪費癖と破産とそれを補うやたら大量の映画出演ぶりのお騒がせ セレブだったわけだが 今回はそれを セルフパロディとして 演じる一方で、たくさん出たのは確かだがシナリオを読んで乗れるところがあったから出演したので、粗製乱造と言われるのは心外ともインタビューで語っていた。というか、よくこのシナリオ受けたと思う。
とにかく浪費癖と破産とそれを補うやたら大量の映画出演ぶりのお騒がせ セレブだったわけだが 今回はそれを セルフパロディとして 演じる一方で、たくさん出たのは確かだがシナリオを読んで乗れるところがあったから出演したので、粗製乱造と言われるのは心外ともインタビューで語っていた。というか、よくこのシナリオ受けたと思う。
どうでもいいことだけれど、ケイジ主演の「ドライブ・アングリー3D」で共演したアンバー・ハードはジョニー・デップの元妻、というより、この映画で名前を覚えたらあれよあれよという間にデップと結婚離婚、そして泥沼訴訟と敗訴になってびっくりした。
「フェイス・オフ」のケイジの実物大フィギュアがガラスケースに入っていて、それを見るとケイジ自身とガラスの反射で二重写しになる象徴的カットなど、エンドタイトルで見るとフィギュア製作者以外にデジタル処理もしているらしい。ずいぶん手がかかっている。
冒頭にこの映画の字幕担当以外に戸田奈津子ほか「コン・エアー」などの作中引用されるこれまでのニコラス・ケイジ主演作の字幕担当者の名前が出るというのは珍しい。 字幕翻訳にも著作権があるからだろう。
冒頭にこの映画の字幕担当以外に戸田奈津子ほか「コン・エアー」などの作中引用されるこれまでのニコラス・ケイジ主演作の字幕担当者の名前が出るというのは珍しい。 字幕翻訳にも著作権があるからだろう。
しかし、映画記録サイトで翻訳者の名前がわからないというのは手落ちですね。
エンドタイトルを見ていると、interpreterとtranslateと二種類出て、どちらも通訳の意味だがどう違うのか。
エンドタイトルを見ていると、interpreterとtranslateと二種類出て、どちらも通訳の意味だがどう違うのか。