prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「あるじ」

2023年09月19日 | 映画
冒頭から夫の暴君ぶりがかなり徹底して描かれ、ドライヤーらしい陰惨なドラマになるのかと思ったら義母が登場してからかなりコメディ寄りになる。
夫の悪口を並べ立てるくだりなど相当に可笑しい。

セットが本格的に作られていて、階段もあったりする。




「禁じられた遊び」

2023年09月19日 | 映画
ヘタな子役だなあ。コワくなくてはいけない役なのにね。
呪文もエロイムエッサイムというのばかりではあまりにポピュラーというかありふれている。もうちょっと新しく工夫したら。
貞子みたいな女も裸になっても局部が見えない(見たいわけでもないが)というのは、中途半端でいけない。

橋本環奈が重岡大毅の同僚として普通のOL役で出てきたと思ったらいきなりテレビの仕事してるのには戸惑った。
時間経過の処理が変なのです。(あとで7年経っているとわかる)

変といったら日本は土葬なのかと思ったぞ。トカゲの尻尾を埋めると栽培するみたいに生えてくると父親が息子に教えたといった理屈はついてるけど、火葬にした体の方はどうなったのか。

六条御息所がモチーフになっていて生霊として祟って死霊になってもまた祟るというのを、いったん死んでまた甦ったのが一番恐ろしいという具合にアレンジしているのだが、ちょっと意味がつかみづらい。
画面がどうも安くていけない。