特に前半、北原白秋のやたら泣き上戸で甘ったれで女性にだらしなくて駄々っ子のようなキャラクターで普通に見たらどうかと思うようなのが、残念ながら先日亡くなった佐々部清監督端正な演出であまり反感を買わない。
松重豊の詩の朗読の朗々とした調子でがらっと雰囲気が変わる。映画とは別に、もっと詩の朗読といううのが一般的になっていいと思った。
これが同じように子供みたいなキャラクターである作曲家・山田耕筰と意気投合したり喧嘩したりと、これまた大きな子供同士みたいなつきあいになるのが眼目。
美術、特に衣装が今ひとつ質感が出ていないのが物足りない。
これが同じように子供みたいなキャラクターである作曲家・山田耕筰と意気投合したり喧嘩したりと、これまた大きな子供同士みたいなつきあいになるのが眼目。
美術、特に衣装が今ひとつ質感が出ていないのが物足りない。