prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「群盗荒野を裂く」

2019年12月20日 | 映画
  • メキシコ革命を扱ったマカロニウエスタンなのだが、およそタイプの違うインテリと野人とがバディもの風にさまざまな体験を一緒にするので次第に理解しあっていくのかと思ったらまるで逆の結末をかなり唐突になるのが驚き。

    革命を素材や都合ではなく、大島渚の「愛と希望の街」のように、プロレタリアとブルジョアの埋めがたい断絶を描いたようでもあり、イタリアでの共産主義の不思議な強さとマカロニウエスタンの親和性といったことも思わせる。




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